電気泳動したDNAを観察するための紫外線照射装置(UVトランスイルミネーター)をどう調達するか
カテゴリー:電気泳動装置(記事数:12)

↑B


2015.11.25

電気泳動したDNAを観察するための紫外線照射装置(UVトランスイルミネーター)をどう調達するか

自作の電気泳動槽は問題なく動いているみたいなので実際にDNAを電気泳動し観察してみたいと思います。それには「UVトランスイルミネーター」と呼ばれる装置が必要です。

Amazonでは10万円程度で買えるみたい。

ただし、紫外線を出すだけでこの値段は高いだろ。

●プラン1:紫外線で励起

395nm紫外線LEDで良ければ懐中電灯タイプが安くあります。
しかし、EtBrの励起波長は紫外線の中でもUV-B付近の300nmをピークのようで、紫外線LEDのラインナップの豊富な400nm前後(UV-A)は効率悪そう。

●プラン2:可視光で励起
↓65000円のLEDを使ったイルミネーターもあるのですが
この製品は紫外線を使って折らず、青緑LEDの可視光のみを使い、フィルターで長波長側をカットして使用しちえるようです。
EtBr(エチジウムブロマイド)には518nm(青色付近)の第2吸収波長があるとのこと。どうやら505nm(シアン)のLEDで励起可能みたいです。そして富士フイルムのSC-56って550nm以下をカットするフィルターを使用すると良いらしいです。

とりあえず505nm LEDを使った下記ハンディライトでも買ってみるか
自分で作るならLED1つが50円SC-56フィルターはAmazonで売ってる。この方針で行こうと思います。

以下参考

Category:電気泳動装置



※当サイトで実施している実験において使用している試薬・機器は全て一般の人が購入・入手可能なものです。入手方法は過去に紹介されているはずですが、見つけられない場合はコメント欄等でお問合せください。

コメント

いいっすね!=9

名前
コメント(※改行は省略されます)

※3回以上の連続書き込み不可
この記事のアクセス数: ↑B
[RSS]

→カテゴリー:電気泳動装置(記事数:12)