DIYバイオ関係のブースを8月3〜4日に開催されたMaker Faire Tokyo2019でチェック
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2019.08.15

DIYバイオ関係のブースを8月3〜4日に開催されたMaker Faire Tokyo2019でチェック


今年も行ってきました!残念ながら今回は時間が2時間ほどしか無くてさらっと会場を回っただけになってしまい残念。年1回なのになあ。まあ相変わらずDIYバイオ関連のブースは数えるほどでしたが。

会場はどんどん大きくなっている気がします。


キッズコーナーが年々充実していきます。実演コーナーも充実しており小学生ぐらいの子供を遊ばせるのに良い感じです。


あとは「School Maker Faire」として高校(?)のDIY関係の部活動(?)のブースがありましたね。これ系のブースは今後もデカくなってきそうな気がします。Maker Faire Tokyoが夏コミより規模が小さい理由は無いと思うんですよね。


あれ?トークセッションしているところから聞き覚えのある声が


培養肉を目指すShojinmeat/インテグリカルチャーの羽生氏でした。非常に多くの聴衆を引き付けている感じ。


例年出展しているYCAMバイオリサーチのブースです。しまった。。。。中の人とダベっていたら写真撮り損ねた。。。。

2016年の出展の様子↓


今年はより実践的になりオックスフォードナノポアテクノロジーのUSB接続DNAシークエンサーMinIONを展示してました。2日目はDNAシークエンスの実演していたとのこと。

おお、YCAMの津田様は「パーソナル・バイオテクノロジー」で2019〜2022年の科研費を取得してますね。
多様な個人がバイオテクノロジーを扱うための知識や実験機材を手元に備え、自分たちの問題意識に基づいて芸術表現や文化活動、課題解決、さらに衣食住など身近な日常生活での活用に取り組む動きを「パーソナル・バイオテクノロジー」として定義づけ、多様なグループや個人との連携による作品制作および学習プログラム開発等を通じて、その可能性や具体像を素描し、その成果を広く一般に共有する。
とのこと。

何度も紹介している培養肉を目指すShojinmeatのブースです。先ほどトークセッションしていた羽生氏が帰ってきて対応してました。生意気そうなチビっこの質問にもきちんと答えるのはさすがです!


Shojinmeatで現在開発している培養液の原材料が展示してありました。すべて食品グレードのものなので、これで培養した肉は食品として問題無いだろうというロジック。


DIYバイオ界隈のスーパー高校生2(もう卒業したんだっけ?)の金子颯汰氏の開発したDIY倒立顕微鏡が展示されていました。


今回のMaker Faireでは「料理DIY」のブースが複数ありました。

宮城大学、分子調理学研究室の「分子料理でお茶会」。すりつぶした材料をメチルセルロースのつなぎでシート状にした宇宙食みたいなやつとか、CO2を色々な料理に入れたりとかを体験出来るようになってました。

この研究室↓
Conected Robotics inc.


こちらは企業ですね。調理ロボットを開発する会社のようです。農工大発なのかな?
DIYバイオと料理はかなり近い気がします。

その他DIYバイオとは関係無いですが、昨今の盛り上がりを受けて宇宙関係のミニロケットを作っている団体が多数出展してました。


紙飛行機世界チャンピオンのトークセッション&著書の先行販売しててサインしてもらえました。

なんじゃこりゃ(笑)↓


しかし、行われたのは8月の第1週の週末、よく週末は夏コミなので多趣味な人にとっては2週連続はつらいんじゃないでしょうか?笑。
来年こそは出展したい。

以下、その他の人の紹介記事

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