子供&大人の分子生物学研究教育を推進する団体「ジェンスペース(Genspace)」
カテゴリー:バイオハッカー団体・コミュニティー(記事数:6)

2013/10/08

子供&大人の分子生物学研究教育を推進する団体「ジェンスペース(Genspace)」



 この団体は、TEDプレゼンテーションでDIYバイオの世界を語っていたエレン・ジョジェーセン(Ellen Jorgensen)が代表を務める団体です。彼女がTEDプレゼンテーションの中で語っていたようにジェンスペースは子供と大人の分子生物学研究教育を推進する非営利団体です。

※分子生物学(Molecular Biology)とはバイオ研究の一分野を意味し、バイオ研究の中でもDNA、遺伝子配列を操作する分野を意味します。

 この団体は2010年夏に設立され、ニューヨーク・ブルックリンのビルの7階に誰でも利用することの出来るバイオ研究室(オープン・ラボ)を持っています。この施設は月額100ドルのメンバー料金を支払った人が利用することが出来ます。このオープンラボではBSL1(バイオセーフティーレベル1)レベルの個人のバイオ研究のプロジェクトを行う事が出来ます。

 この施設が開設された当初はFBIやニューヨーク警察に目を付けられ警告を受けましたが、話し合い最終的に承認が得られ、世界で初めての政府公認の研究室となりました。

※BSL1(バイオセーフティーレベル1)・・・比較的危険度の低い研究を行う研究室の基準。

 また一般の人を対象に分子生物学研究の基本技術を身につけることの出来る1週間の「バイオハッカーブートキャンプ」を定期的に開講しています。費用は大人が300ドルで子供が150ドル。3時間の講習4回から構成されています。また、人工的生命を作る分野である「合成生物学」の基本講座(Intro to synthetic biology)のセミナーも開催しています。こちらも4時間の講義3回で大人300ドル、子供150ドル。

 一方で、様々な展覧会などに出展したり、小中高校に行ったりして一般の人々に分子生物学研究の素晴らしさをアピールする活動を日々推し進めているようです。

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 Keyword:【合成生物学/5】


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