KoMaDo   BioHacker.Japan : DIYバイオ・バイオハッカー掲示板 ■ HOME    
DIYバイオ・バイオハッカー掲示板トップへ ▼カッ飛び最後   全レスを表示
 レス数10でのページ 1 2 3 4 5 6 7 [最新レス]

  日本でDIYbioを始めるにあたって……

24: student:2019/02/12(火) 14:32
ウェット実験手法のノウハウをウェブで公開している人は確かにいませんね。
細胞培養ならShojinmeatの方々がアップしていますが、DIYのDNAワークは日本だとあまりやられていないかも。
以前にYCAMの「森のDNA図鑑」プロジェクトでrbcL遺伝子のシーケンスを行なっていたので、練習次第で個人でもできるとは思います(解析結果をみるに、精製度に難はありそう)。
https://special.ycam.jp/dna-of-forests/#/chuo-park/panorama/s-24

ウェブじゃなくても良いなら、バイオ実験イラストレイテッドシリーズという本がおすすめですよ。
DIYバイオではないので、試薬と機器の調達を工夫しなければいけませんが。

自分がDIYで泳動実験するとしたら、下記の要領でチャレンジする気になるかなどうかという感じです。
1. DNAの抽出
・株式会社リーゾで販売しているキットを用いる(アマゾンから購入)
http://biohacker.jp/c/BH64.html
2. PCR
・サーマルサイクラーをOpenPCRから購入(自作できるなら自作)
・プライマーはBioneer社から購入
http://biohacker.jp/c/BH53.html
・DNAの精製度が悪いと思うので、泳動後、目的バンドが出る位置のゲルを鋳型にNested PCRで。
Primerの配列の具合がよければ同じプライマーでNested PCRできるので、節約する。

3. 電気泳動(お持ちのGEmultiphorII+)
・検出はテキトーなUVライトとかも可能かも。
・DNAラダーもBioneer社に売ってたので、購入できそう
http://eng.bioneer.com/products/LaddersandMarkers/ladders-overview.aspx

4. シーケンス
・目的のバンドが見えたら、委託。
タカラ、FASMAC、ユーロフィンあたりが有名ですが、個人に対してもやってるのか不明。

ただ、何かしらの研究費に応募するとなると、個人では難しいこういった操作は割と当たり前に求められそうで怖いですね。
大学の共同研究者(院生とか?)探してお願いする方が早そうというw
上記には挙げなかったピペットマンとか、オートクレーブ機器とか雑多に色々必要ですので、初期費用とランニングコスト共に結構かかりそう。
ですので、ご参考まで。

  名前: アイコン sage:   
  

DIYバイオ・バイオハッカー掲示板トップへ ▲カッ飛び先頭   全レスを表示

 レス数10でのページ 1 2 3 4 5 6 7 [最新レス]


管理者 fetuin 2chTypeBBS Ver.2.1 build 2改造版顔文字対応etc改造ふぇちゅいんヽ(´ー`)ノ:顔文字アニメ著作mokku worldさん -- Ahhan ! BBS Ver 2.55e --