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バイオハック・DIYバイオ・自宅で行うバイオ研究・自分の遺伝子をハックする方法

 IT・電子技術が歩んできたように遺伝子・バイオ技術も企業や大学の研究室を飛び出し自宅で取り扱える時代が来るはずです。かつて、有名IT企業が自宅のガレージから始まったように、個人が自宅でバイオテクノロジーの革命を起こす日はもうすぐ。
ここは大企業・研究機関に頼らないバイオ研究を志す''バイオハッカー''のためのページです。

 


2019.03.12Tue/火

夢広がる自宅バイオ!遺伝子工学を駆使し大麻の成分「Cannabinoid」を作る酵母(イースト)の作製に成功

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報告:Complete biosynthesis of cannabinoids and their unnatural analogues in yeastNaturevolume 567, pages123?126 (2019) より。砂糖(sugar)から大麻成分CBD(カンナビジオール)、THC(テトラヒドロカンナビノール)を作るための酵母内の生合成経路
まずは元の論文の要旨を簡単に訳して下記に示します。
大麻(Cannabis sativa L.)は数千年もの間、地球上のあらゆるところで使用されてきた。いくかのカンナビノイド(cannabinoids、※主要な大麻の有効成分)は医療用とに幅広く研究されている。ある成分は治療用にいくつかの国で薬として承認されている。しかしながらその研究は法的な制限や、大麻中に含まれる有効成分の少なさ、その多様な類縁化合物の存在と、大量合成の難しさから制限を受けてきた。今回、我々は主要なカンナビノイドである4種類のΔ9-tetrahydrocannabinolic acid、cannabidiolic acid、Δ9-tetrahydrocannabivarinic acid、cannabidivarinic acidを酵母で糖分を原料に作ることに成功した。これを達成するために、本来のメバロン酸経路(mevalonate pathway)をエンジニアリングし、大量のゲラニル二リン酸(geranyl pyrophosphate)とmulti-organism-derived hexanoyl-CoA biosynthetic pathwayをまわすことに成功し、次に大麻の遺伝子をこれまで発見されていなかったものも含め複数導入した。これらにより、本来の大麻で見られるような多様なアナログが合成されるような複数の合成経路を走らせ、天然に近い大麻成分を作ることや、単一種類のカンナビノイドなども作ることも出来るようになった。
研究では超高度な遺伝子工学を駆使して酵母の遺伝子を改造しまくっています。これを自宅で行うのはかなり難易度が高いと思いますが、そこは「酵母」ですから、この酵母を手に入れれば、漬物を作るように簡単に大麻の有効成分を自宅で作ることが出来ます。完全精製までしなくても濃縮することも簡単に可能でしょう。

残念ながら日本では大麻はまだ違法ですが、海外では解禁するところが続々と出てきていますね。そういった国では大麻の栽培がOKなのは分かりますが、こういった遺伝子工学された酵母で有効成分作るのは合法なんでしょうか?

大麻ビールとか楽しく酔えるんでしょうか?危ないのかな?(^^;大麻酵母パンは一日を楽しく過ごせそうな気がします。タバコよりも害は少ないとか、もともと日本は大麻大国だったのに、戦後の海外のたばこ会社のロビー活動に負けて違法にさせられたとかよく聞く話ですが、再び合法な環境が出来るなら試してみたいものです。

この研究を発表したのは米国カリフォルニア大学バークレー校の研究者ら、著者21人もいるし、そのうち漏れて広まるのを期待しましょう(笑)

Category:未分類

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2019.02.28Thu/木

細胞は透明なので見えにくい。偏光・微分干渉フィルターをDIYする方法を教える本を購入「YOUR MICROSCOPE HOBBY」

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 顕微鏡で細胞を見たことがある人なら分かるでしょうが、細胞はほとんど透明なので染色するか、特殊なフィルターを通さないと綺麗に観察出来ません。染色することは細胞を殺すことを意味しますので生きたまま観察するためには位相差(Phase-Difference)や微分干渉(Differential interference contrast)フィルターを使うのが一般的ですが、こういったフィルターはとんでもなく高いです。安い顕微鏡が買えてしまうぐらい。これらのフィルターの原理はイマイチよく理解していませんが、観察対象から来る光を2つにわけて別の経路を通過させることで少し波長をずらし、2つの波長の違いを強調して透明なものを見やすくするって感じでしょうか?
 今回購入した上記の本はこれらの「透明なものを見やすくする」という目的を視野の一部にカラーフィルターを設置することで実現してDIYフィルターを作製することを紹介しています。素晴らしい本と思います。
海外出版の英語の本ですが日本のAmazonでも売ってます。

(amazon.co.jp)
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Category:DIY顕微鏡

 Keyword:顕微鏡/32
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2019.02.21Thu/木

米国EDVOTEK社の通販は日本でDIYバイオをするのに最強!!安価にDNA抽出試薬とPCRマスターミックスを購入

↑BTW

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これまで日本から利用可能な様々な試薬販売サイトを紹介しました。
イギリスのWebScientific、韓国のBIONEER、中国のAliExpress、アメリカのGene&Cell_Technology、つくばの株式会社リーゾ、日本のテックジャム、アメリカのBIOMATIK、イスラエルのProspec-Tany_Technogene。これらを駆使すれば個人で各種試薬・機器・キット・カスタムペプチド・カスタムオリゴ・抗体等、何でも購入することが可能です。ほとんどが海外発送に頼らないといけないところが残念ですが、もはや試薬調達は日本におけるDIYバイオのボトルネックでは無くなってきています。
今回紹介するのはアメリカのEDVOTEK。これは「教育におけるバイオテクノロジー」をメインターゲットにしている会社です。


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Category:未分類

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2019.02.14Thu/木

1万円でPCR装置をDIY〜その6。サンプルを温度制御するための金属ブロックパーツをDIY

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上記は完成品。1.5mLチューブ8個が立てられるアルミブロックです。1.5mLチューブだと高さが足りない感じですが、実際のPCR反応は0.5mLチューブでやる計画です。またこんな大きな穴を開けたのはPCR反応以外でも1.5mLで各種インキュベーションを行うのに使用したかったからです。いずれのチューブを使う場合もぴったりサイズではありませんので、水等を入れて使う必要がありそうです。
前回までにPCRっぽく温度制御する部分を完成させてました。↓プラスマイナス反転出来るモータードライバを使うのは回路も簡単になるし良いアイデアだと思います。

このアルミブロック部分をどうやって作ろうかずっと悩んでいたのですが
  • (1)市販品の購入
  • (2)アルミを溶かして鋳造
  • (3)アルミのブロック材を削って作る
の3択でした。
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Category:バイオハッカー用実験器具

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2019.02.08Fri/金

東京日本橋にバイオ・シェアラボ「Beyond BioLAB TOKYO」が誕生〜オープニングイベントに行ってきた。

↑BTW


東京日本橋のオフィス街の一等地に新しいバイオシェアラボがオープンしたそうなので見てきました。日本橋ライフサイエンスビルディングの地下一階がまるまるシェアラボになってます。

この新しいシェアラボを開設したのはBeyond Next Ventures社、社長の伊藤氏は東工大→ジャフコ(ベンチャーキャピタル)を経て、同社を設立されているようです。

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Category:ビジネス・ベンチャー

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2019.02.04Mon/月

DIYクリーンベンチに温度制御(加温・冷却)機能を付けたい〜72Wのペルチェじゃ非力すぎたというか保温性を上げないとダメっぽい〜

↑BTW

この写真は実験風景

先日まで作っていた無菌操作用のDIYクリーンベンチ

は幅70cmと巨大で自室のスペースをかなり使用しているので、無菌操作の時だけ使用するのは勿体ないと思っています。そこで考えているのが「インキュベーター」としても使用するってこと。クリーンベンチ兼インキュベーターなら部屋のスペースを有効活用出来そうに思います。そこでクリーンベンチに温度制御(加温・冷却)機能を付けてみることにしました。
購入したパーツは3つ、まずペルチェユニットです。ペルチェは「熱電素子」「サーモモジュール」などと呼ばれ電流を通すとモジュールの片側から、もう片側へ熱が移動する(片側が冷え、片側が温まる)というものです。


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Category:バイオハッカー用実験器具

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2019.02.01Fri/金

Shojinmeat Projectの薄い本プレゼント締め切りました。

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5名当選に対して応募が11件の狭き門でしたw。当選者にはダイレクトメッセージ送ったのでご確認下さい。Twitterでプレゼント応募&ダイレクトメッセージで当選処理は楽でいいね。

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 Keyword:Shojinmeat/14
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2019.01.29Tue/火

アーテックの卓上遠心分離機が安くてスゴク使える!4000rpm、550×gまでOK

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安く自分で作ろうと思っていたら、衝撃の激安商品を発見!!!衝撃の1550円です。

小型遠心分離機(アーテック)(amazon)

株式会社アーテックは学校科学教材を取り扱っている会社ですね。


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Category:バイオハッカー用実験器具

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2019.01.23Wed/水

おうち人工培養肉開発の「Shojinmeat Project」の薄い本を5名様にプレゼント(Twitterでフォローしてリツイートで応募)。〆切は2019年1月末。(※終了)

↑BTW


たまに出入りしている。おうちで人工肉培養技術を確立しようとする団体「Shojinmeat Project」がコミケで販売している薄い本を5冊ほど自腹ゲットしましたので、DIYバイオ普及のために皆さまにプレゼントします。
応募方法は最近流行のTwitterでこのアカウントのフォローして、該当の投稿のリツイートするだけってやつ。おそらく某社長のお年玉プレゼントより100万倍ぐらい当たりやすいと思われます(笑)。最大で数倍ぐらい?

中身をちょっと紹介。今号は2018年の総括的な立ち位置なこともあるのか、文字小さ目で情報量が多いように思います。↓自宅実験マニュアル完全版

↓細胞培養液を自宅で合成してみた。団体には漫画描ける人も参加しておりメディア面から参加しております。


↓ホームセンターなどで入手出来るものや、スポーツドリンクなどを使って市販の培養液を再現します。


↓人工肉はイスラム教で許容されるのか?といった文化的面から参加している人もいます。


Category:バイオハッカー団体・コミュニティー

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2019.01.14Mon/月

リポビタンD、こいつ光るぞ!

↑BTW


自宅無菌操作用に作ったDIYクリーンベンチですが、

コメント欄で言われたのでリポビタンD入れてみたら、めっちゃ光るね(笑)
上方からの紫外線の当たる上2cm厚ぐらいのみ光ってる。水は紫外線透過しないんだっけ?

Category:バイオハッカー用実験器具

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