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バイオハック・DIYバイオ・自宅で行うバイオ研究・自分の遺伝子をハックする方法

 IT・電子技術が歩んできたように遺伝子・バイオ技術も企業や大学の研究室を飛び出し自宅で取り扱える時代が来るはずです。かつて、有名IT企業が自宅のガレージから始まったように、個人が自宅でバイオテクノロジーの革命を起こす日はもうすぐ。
ここは大企業・研究機関に頼らないバイオ研究を志す''バイオハッカー''のためのページです。

 


2018.06.12Tue/火

自宅のキッチンで植物のカルス培養にチャレンジ!

↑BTW


キット以外に必要なのは紙コップと熱湯ぐらいです。
↓先日取り寄せた植物のカルス培養お試しキットを試してみました。

紙コップに培地用粉末を入れて熱湯を注ぎます。紙コップは培地のゲルを固める「型」として使用するだけでポリプロピレン(?)の袋の中で培養する方式です。溶かしたゲルを袋に注いでブロック状に固めます。袋の中もそれなりに滅菌される感じ?ゲルは「ゲランガム」を使っており、他はショ糖と、BA(ベンジルアデニン)、NAA(ナフタレン酸)、主要塩類、主要ビタミンが入っており、これに独自開発の除菌剤が入っています。


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Category:植物DIYバイオ

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2018.06.01Fri/金

ユーグレナ(ミドリムシ)なんてもう古い?タンパク質含量65%の藻を売りとするバイオベンチャー「タベルモ」、来春、日照量の多いブルネイに新工場、年間生産量1000トンに

↑BTW

↓ここで買えます。まあ健康に良さそうだけど緑色がスゴイな。でもクセが無くて飲みやすいらしい。
そしてアフリカのチャド湖では「ダイエ」という名前で貴重なタンパク現として自然に増えたものを食べていた長い食の歴史があるらしい。
非加熱らしいので、1つ買って自宅で増やせばいいんじゃないか?
この前みたいにペットボトルで↓簡単に増えそう。
それにしても将来のタンパク原は多様な可能性がありそうですね。植物由来に、昆虫由来に、藻に、人工培養肉と。

ちょっと調べると現在の肉の国内生産量は牛が50万トン、豚が130万トン、鶏が140万トンらしいです。あっという間にニセ肉に置き換わりそう。

そういえばアメリカではUSDA(アメリカ合衆国農務省)とFDA(アメリカ食品医薬品局)が、どちらが培養肉の規制当局となるかでもめ出しているみたいですよ↓培養肉に「牛(beef)」とかの用語を使うななんて声も

Category:未分類

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2018.05.31Thu/木

植物のカルス培養がお手軽に自宅で試せる「ヴィトロプランツ」の無料お試しキットが届いた

↑BTW


 これは素晴らしい無料お試しキットですね。↑届いた全て。非常に洗練されています。
先日紹介した↓植物のカルス培養用試薬を販売する「ヴィトロプランツ」から無料お試しキットが届きました。

 植物バイオはまったく知識が無いのですが、含まれているキットは培養ゲル培地を作るための粉、ゲル培地に植え付けるための植物片を滅菌するための溶液を作る粉などです。ゲル培地は届いた粉に熱湯を注いで付属の袋の中に注ぎ固めます。こうすることで滅菌されたゲル培地が出来上がる感じ。やってることはゼリーつくりですね。滅菌用には2種類の溶液がついています。「培養」は雑菌の増殖を防ぐのが重要ですが、ヴィトロプランツ開発の方法を使えば、クリーンベンチも無しで指定の液体に浸すだけで滅菌出来るようです。

動物細胞の培養と比べてお手軽度が格段に高い感じです。

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Category:植物DIYバイオ

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2018.05.25Fri/金

自宅DIY人工肉を目指すShojinmeat Projectから生まれたインテグリカルチャー社が3億円を調達

↑BTW

 何度か紹介しているDIY人工肉づくりを目指すShojinmeat Projectの主宰者、羽生氏が人工肉の産業化を目指して設立したインテグリカルチャー社が複数の投資家から合計3億円を調達しました。

 計画では2018年中にパイロットプラントを製作、2019年末から2020年初頭にかけて商業プラント1号機を建設する予定とのことです。そして2023年頃には既製品よりも2割程度高い値段で市場に流す計画だとか。最初はフォアグラ、化粧品などの少量で高価な細胞の培養からビジネスをはじめ、食肉などに展開する計画とのこと。

 今週、同社代表の羽生氏とお会いする機会があったのですが、インテグリカルチャー社での事業で、自宅でのDIY細胞培養をよりお手軽にするようなモノを販売する計画もあるように言っていました。期待したいところです。

Category:ビジネス・ベンチャー

 Keyword:Shojinmeat/8 Shojinmeat/8
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2018.05.23Wed/水

自宅DIYバイオに便利なチューブスタンドを3Dプリンターで作製

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最初、自分で適当に設計しようかと思っていましたが、検索したらすぐに使えるデータが多数公開されていたのでそれを使いました。出来上がりが2色になってますが1パーツです。途中でフィラメントが無くなりそうだったので、ダメもとで印刷一時停止して別のフィラメントを入れて続行させたら問題無く2色になりました(汗)。こういうツートンカラーも悪くないね!
使ったデータは↓


非常にシンプルな構造で、裏返して印刷すればサポート材無しで出力OKです。必要なフィラメント量は50gぐらいかな?材料費100円ぐらいでしょうか。

なお1.5mLチューブ8本、0.6mLチューブ×8本なデザインになっています。

Category:バイオハッカー用実験器具

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2018.05.15Tue/火

1000円で買える古いジャンクiPhoneからレンズを取り出して手持ちのスマホで顕微鏡撮影をする

↑BTW


↑手持ちのスマホとジャンクパーツで観察してみたところ。ちなみに1000円札の拡大です。
「顕微鏡」はDIYバイオを楽しむ上でぜひ欲しい装置ですが、良い顕微鏡は非常に高額です。先日紹介した自宅での細胞培養でも2万円弱の顕微鏡を使用しています。↓

 今回試したのは↓の方法。スマホのカメラに、もう一つのスマホのレンズを組み合わせ顕微鏡として使うというものです。

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Category:バイオハッカー用実験器具

 Keyword:顕微鏡/21
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2018.05.08Tue/火

キッチン人工肉培養を目指し自宅でニワトリの有精卵の細胞を取り出し培養するブログ「るるまゆの実験ノート」

↑BTW


ブログ「るるまゆの実験ノート」

 自宅で人工肉培養を目指すShojinmeat_projectに参加している「おうち実験担当」な人のブログです。オーガニックストアや、通販で誰でも買えるニワトリの有精卵から、筋肉細胞を取り出し、クリーンベンチも無しで自宅細胞培養に成功しています。遠心分離は扇風機に15mLチューブを結び付け行っているとのこと。

 実験の一部にはまだ専門ラボ用の培養液などを使用していますが、それらをホームセンター、通販などで一般に手に入るものに置き換えるべく、FBS(研究用のウシ血清)を卵黄で置き換え、培地も手に入る素材(ビタミン剤とか栄養ドリンクとか)で自作し、培養した細胞の凍結保存にチャレンジしていくことを今年(2018年)の目標に挙げています。

細胞の観察は、16000円ほどで買える↓の顕微鏡を使用。

 植物の細胞培養(カルス培養)を自宅で実現している人はチラホラ見かけますが、動物細胞をこのように自宅で培養出来るようになったのは新しいですね。また、先日参加したshojinmeat projectの定例ミーティングでは彼女がこのようなDIY培養実験の報告をする一方、電子工作の得意な人が安価に作製可能な自作培養装置の作り方を披露するなど、様々な専門の人が知恵を出し合うことで徐々に自宅でDIYバイオする環境が整いつつあるようでした。

 今のところ、取り出した細胞をある程度まで培養・増殖させることには成功していますが、これから肉を作り出すには安直に考えると(1)何かしら細胞を無限増殖させるテク、(2)三次元培養して肉塊にするテク。が必要と思われます。また、継代培養は細胞をはがす処理が面倒なのでNIPAMとか物性変化素材とか使えたらよいですね。そういえば、shojinmeat projectには化学ベースの素材屋さんはいないみたいので、我こそはと思う人はぜひ参加を!

shojinmeat projectは人工肉培養の仕方を漫画にして公開しています↓

Category:バイオハッカー団体・コミュニティー

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2018.04.25Wed/水

クリーンベンチもオートクレーブも使わずに自宅で「1分」で植物のカルス培養をするための試薬を販売する「ヴィトロプランツ」

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培養の仕方は上記サイト、および下記の動画で紹介されています。カルス培養したい植物の断片を除菌液に浸して、ゲル培地に乗せるだけって感じ。植物培養の知識はまったくないのですが、様々な用途向けの培地(溶かすだけ粉末)が販売されています。これは子供の自由研究にも最適ですね。

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Category:植物DIYバイオ

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2018.04.19Thu/木

5万円で分光光度計(スペクトロメーター)が買える。浜フォトのC12666MAを使った可視光用装置と、リニアーCCDを使った広域分析装置「DIY-spectrometer」

↑BTW

 分光光度計(スペクトロメーター)という普通に買うと大変高価な装置が5万円でゲット出来るようです。分光光度計って何?っていう人も多いかもしれませんが、光にどの波長の光が含まれているかを調べることが出来る装置です。たとえば太陽光がプリズムで一続きの虹のようになるのは全ての波長の光が含まれているからです。一方、人工の光はそうはいきません。下記ページではスペクトロメーターを使って、一般的な白色LEDが「青色LED+黄色の蛍光体(青色を吸収して黄色を出す物質)の組み合わせて出来ていることを分析しています。

 DIYバイオ研究にもスペクトロメーターは大活躍する装置です。それは分子ごとにどの波長の光を吸収して、どの波長の光を放つか決まっているため、物質に光を当てて、この装置を使って、吸収された光の波長を調べることで、何の物質が含まれているか調べ、濃度を測定することが出来るからです。

 分かりやすい例を挙げると、植物が光合成する時に光を受け止める「クロロフィル」という物質は青色の光(400〜500nm)と赤色の光(500〜600nm)を吸収し、緑色の光(500〜600nm)は吸収しません(このため光を当てると緑色に見える)。すなわちスペクトロメーターを見て、青と赤の光を吸収し、緑を吸収していないことで、クロロフィルの量を測定することが出来ます。

 下記では日本の誇る光学機器メーカー「浜松フォトニクス」のC12666MAというマイクロ分光器を搭載し、340〜780nmの範囲内でどの波長の光が含まれているのかを検出すること出来る可視光スペクトロメーターが47000円で販売されています。
下記はArduinoとC12666MAを使って可視光スペクトロメーターをDIYする方法です。
 また、長波長の赤外線を測定することの出来る近赤外スペクトロメーターは色々なものを破壊せずに分析する方法として使われます(赤外線は内部に浸透するので測定しやすい)。例えば下記ではジャガイモを切らずに糖度を測る方法として、「糖」の吸収波長の中から可視光の670nm、また、近赤外光の多数の波長が使えることが書かれています。
その他、最近ではスマートウォッチ等で、血糖値や血中酸素濃度などを測ろうとガジェットの開発が進んでいます。

 このような可視光以外のスペクトロメーターに関しても、下記で検出部分に東芝のLiner CCDを使い、300〜1100nmの幅広い波長を測定出来る紫外、可視、近赤外スペクトロメーターを49800円で販売しているそうです。

Category:バイオハッカー用実験器具

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2018.04.05Thu/木

1個10万円のモバイルDNAシークエンサー「MinION」のみを使って人間の全ゲノムの配列決定に成功。正確さ99.8%

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 タンパク質の穴の中をちゅるちゅるとDNAが通過する時の電位変化でDNA配列を読んでしまうという、ちょっと信じられない仕組みの遺伝子シークエンサー「ナノポア方式シークエンサー」の活用が進んでいます。この方式の遺伝子シークエンサーは1個10万円のスマホより小さいサイズであることは以前にも紹介しましたが、今回、この装置のみ(39個使用、この装置は使い捨て)を使って人間の全ゲノム配列を正確に読み取ることが出来たことが報告されています。

 この仕組みの遺伝子シークエンサーは、高額な装置に比べて少し読み取れるゲノムの長さが短く、正確さにかけることが欠点とされていましたが、その欠点も克服されつつあるようです。研究者らはもはやこの方式の遺伝子シークエンサーに読める限界長さなど無い。と報告中で語っています。

 人間のゲノム配列の長さは3メガベース(A/T/G/Cが3ギガベース(3,000,000,000個))ほどです。

Category:バイオハッカー用実験器具

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