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バイオハック・DIYバイオ・自宅で行うバイオ研究・自分の遺伝子をハックする方法

 IT・電子技術が歩んできたように遺伝子・バイオ技術も企業や大学の研究室を飛び出し自宅で取り扱える時代が来るはずです。かつて、有名IT企業が自宅のガレージから始まったように、個人が自宅でバイオテクノロジーの革命を起こす日はもうすぐ。
ここは大企業・研究機関に頼らないバイオ研究を志す''バイオハッカー''のためのページです。

 


2016/06/29(水)

200μL〜1000μLを計りとれる安い液量可変式マイクロピペッターとチップを合計1万円で購入


 これが自宅に無い人はバイオハッカー名乗る資格は無いと思うぞ。この業界20年の俺は人生でハシを握っている時間よりもマイクロピペッターを握っている時間の方が長いんじゃないかと思うぐらいです。

 分からない人のために説明するとマイクロピペッターとはバイオ実験で必ず使用するツールです。今回買ったマイクロピペッターを用いることで200μL〜1000μLまでの液量を5μL精度(1リットルの200000分の1)精度で計りとることが出来ます。

 実験に使う他に水耕栽培用の液体肥料を計りとったり、2液式の接着剤を混ぜたり、アクリル板を有機溶媒で接着する時など色々と便利です。

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Category:バイオハッカー用実験器具

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2016/06/17(金)

バイオディーゼル燃料は1リットル30円で自作可能

 海外の「Mother Earth News」という雑誌の記事の日本語訳記事です。バイオディーゼルは植物性油からでも動物性油からでもDIY出来るとの記事です。具体的には、揚げ物などに使った廃油を使ったり、自分で大豆や菜種を育てて得た油を使い、ディーゼルエンジンを動かすことの出来る燃料を作り出すことが出来るそうです。

 記事では必要な機材として(1)ステンレス反応タンク、(2)副産物を取り除く洗浄ステーション、(3)出来た燃料を保存するタンクなどが挙げられています。これらは1000ドル(10万円ちょっと)未満の投資で入手可能とのこと。またバイオディーゼル作成専用の機材も売られていますが、これは1万ドル程度(100万円ちょっと)はかかるとのこと。

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Category:実験方法

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2016/06/15(水)

バイオ研究は高校生からやる時代。第6回高校生バイオサミットが2016年7月31日より山形で開催、参加〆切今週末



「第6回高校生バイオサミット」が山形県で2泊3日の予定で開催されるそうです。

現在参加者募集中ですが〆切は今週金曜日です。
応募項目には3パターンあり
(1)成果発表部門
(2)計画発表部門
(3)一般参加部門
があり(3)で申し込むことで聞くだけの参加も可能です。交通費、宿泊費等は自分で払う必要がありますが参加費は無料です。自分が高校生の時にこんなイベントがあったら、知っていたら参加してみたかったですね。

(1)(2)は書類審査があり、合格した人はサミット当日にポスターで発表する形式。様々な賞が用意されています。

↓には過去の受賞発表内容が掲載されています。
あくまでも学校名を背負っての発表という形になっています。最近では「理科」の授業にバイオの研究を組み込む高校があったり、高専ではかなり高度なバイオを扱っており、高校の「バイオクラブ」的な活動もかなり高度なことをやっている団体があると聞きます。そのような場で行われた研究でしょうか?個人的には当サイトで目指す「自宅でバイオ」を実現した研究があるのかが気になります。
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Category:小中高校生のためのバイオ

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2016/06/02(木)

これぞバイオハッキング、258個のハンバーガーに含まれるDNAを調べて異物を見つけるデモンストレーション


The Hamburger report(Clear Labs)


 アメリカ西海岸のバイオテクノロジー企業「Clear Labs」が遺伝子解析技術を面白い方法でデモンストレーションしています。

 Clear Labsはアメリカ・カリフォルニアで手に入る258個のハンバーガー(22の小売り店で入手した79ブランド)を入手し、1cm四方のサンプルからDNAを抽出、非特異的PCR反応でDNAを増幅した後に次世代DNAシークエンサーで配列を読み出し、どんな生物が含まれているのかを調べました。

 自宅で実現出来そうなPCR「調べたい遺伝子があるかどうか」を分析することが出来ますが、DNAシークエンサーがあれば含まれているDNAの配列を全て読み出し、データベースと比較し、「何が含まれているか」を調べることが出来ます。

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Category:ビジネス・ベンチャー

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2016/04/22(金)

遺伝子組み換え(望みの生物を光る生物に遺伝子操作)に必要な試薬のオールインパッケージプロジェクト「GlowGene」200ドル(2万円ちょっと)でプレ注文受付中



これもKickStarterで出資受け付けていたプロジェクトです。約1万5000オーストラリアドル(約128万円)を集めました。

200ドルのキットに含まれているのは
(消耗品)
  • 1 x Instruction book (To teach you how to do everything)
  • 1 x Variable Micropipette (To pipette the cells around)
  • 100 x Pipette tips
  • 1 x Portable bunsen burner (Makes a protective sterile umbrella)
  • 1 x Autoclavable flask (To make the cells food)
  • 1 x Inoculation loop (For spreading cells)
  • 1 x Spatula (For transfering powder reagents)
  • 50 x Micro tubes
(試薬)
  • 1 x LB broth powder (Makes the cells more happy and eager to take up DNA)
  • 1 x DNA extractor (To extract DNA from other organisms to put in your cells)
  • 1 x Endonuclease (Used to “cut” DNA)
  • 1 x Ligase (Used to “glue” DNA together)
  • 1 x Transformative agar (Makes the cells take your DNA)
  • 1 x Nutrient agar (For growing cells)
(遺伝子)
  • 1x Green, blue and red fluorescent protein (緑、青、赤の蛍光タンパク質遺伝子
  • 1x Ethanol producing genes(エタノール生産遺伝子)
  • 1x Glow -in-the-dark genes(暗闇で発光する遺伝子)
 ちょっと心配なのが保存が難しく活性を失いやすいリガーゼ(DNA同士を結合させる酵素)が含まれていること、様々な種類があるDNAを入れるための切断酵素が「エンドヌクレアーゼ×1」と単純に書かれていることです。

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Category:バイオハッカー用試薬

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2016/04/15(金)

バイオラッド社が学生実験向けの「犯罪捜査DNA鑑定体験PCRベーシックキット」を販売


犯罪捜査用PCRベーシックキット

これは素敵過ぎます。手に入れるか!

キット内容は

  • (1)犯罪捜査用DNAサンプル250 µl
  • (2)容疑者AのDNAサンプル250 µl
  • (3)容疑者BのDNAサンプル250 µl
  • (4)容疑者CのDNAサンプル250 µl
  • (5)容疑者DのDNAサンプル250 µl
  • (6)PCRマスターミックス(Taq DNA ポリメラーゼ dNTP、バッファー)1.2 ml
  • (7)プライマー(青)25 µl
  • (8)アレルラダー200 µl
  • (9)オレンジGローディングダイ1 ml
  • (10)PCRチューブ0.2 ml×50
  • (11)キャップなしPCRチューブアダプター1.5 ml×50
  • (12)カラーマイクロ試験管2.0 ml×72
  • (13)発泡体マイクロ試験管ホルダー×8
  • (14)教官用手引き書、学生用説明書、およびグラフィッククイックガイドを含むカリキュラム
 とのこと。キットは学生8グループ (1グループあたり学生2–4人) の材料分相当とのことです。
 キットでは新たなDNAサンプルを抽出せず(1)のDNAが(2)〜(5)の誰のものかを調べるというスタイルで楽しむ感じですね。さらに高度なDNAの制限酵素による切断も体験出来る
という製品も。学生の授業としてこんな実習させてくれたら絶対バイオに夢中になる学生出てきますね。
 個人的には(7)のプライマーがどんな配列のものを使っているのか気になります。法医学・犯罪捜査でよく使われている手法なので効率よく個人判別するためのコンセンサスとれたプライマー配列の情報があるはず、そのうち論文でも調べてみようかと思います。

 近所の地下道に多数の捨てられたガムが黒い汚れとなって残っているのがムカつくのでその汚れごとからDNAを抽出して分析してやりたい衝動に駆られます。それが実現する日も近いかと

Category:バイオハッカー用試薬

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2016/04/08(金)

自宅で毎週、自分で血液検査(生化学検査)が出来る装置「Cor」がクラウドファンディングに登場、本体2万円ちょっと



 クラウドファンディングで今出資すると自宅で血液検査が出来る装置「Cor」本体と3ヶ月が199ドル(22000円ぐらい)で手に入れることが出来ます。製品版は299ドル(33000円程度)になる予定。Corは潜在的にニーズの高そうな話と思います。分析出来る項目はコレステロール(総量、HDL、LDL)、血糖、中性脂肪、フィブリノゲンなど。毎日、これらの分析が自宅で出来れば健康増進にかなり寄与出来そうですし、これもバイオハックですね。


 出資額199ドルのキットには3ヶ月分(週1回として12回分ぐらい?)の検査用カートリッジが付属。追加のカートリッジ価格が書いてないのが気になりますが、業務用の機械と比べて大変安いと思います。

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Category:バイオハッカー用実験器具

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2016/04/01(金)

完全な人工合成生物で楽しめるまであと?年。世界最小531490bpのゲノムで自己増殖する生物「JCVI-syn3.0」

 単純な細菌でさえ、その設計図(ゲノム)は複雑過ぎてなかなか全容を理解しきれません。たとえば大腸菌は4600kbpsのゲノムを持ち、遺伝子の数が4149個あります。

 そこで人類は最も小さいゲノムを持つ生物を使って「生命」を理解しようと考えています。2010年には1079kbp(Mycoplasma mycoides (JCV-syn1.0) )の最小ゲノムサイズを持つ生物を作り出しました。この情報量は1塩基が2ビットの情報と考えるとパソコンの容量に換算して269kbyteになります。

 この生命体は細胞に感染するマイコプラズマという細菌の一種です。人類は既にこのゲノム情報からDNAを完全に人工合成し、細胞に挿入することで生命体を作り出すことが出来ます。

 今回、その半分のサイズ(531kbp)の設計図を持つ生物が見つかりました。同じ換算で132kbyteの情報量を持つ生命体ということになります。この最小生命体には473の遺伝子が含まれていますが、この中の149遺伝子が何をしているか分からないそうです。

 最小生命体を100%理解出来るまでには、まだ少し時間がかかりそうですが近いうちに生命体を100%理解してデザイン出来るようになる日がくるでしょう。

Category:未分類

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2016/03/29(火)

思い切ってオールインワン遺伝子分析装置セット「Bento Lab」に出資した!


出資完了画面の画面のキャプチャ。現在、全世界で348人が出資

 先日紹介した自宅でのバイオ研究に最適なオールインワン遺伝子分析装置Bento_Labに思い切って出資してみました。日本への送料含め734ポンド(日本円で11万9000円)。高いよー(涙)、しかし、こんなクリエイティブで先鋭的なお金の使い方は人生でそうそう無いと思うんだよ。と自分を納得させ中。

 それなりに考えました。電気泳動槽は既に自作済みです。かかった費用は1万円程度、PCR装置は先日から行っている取り組みがうまくいっていないのですが、時間をかければ合計4万円程度で製作可能な装置と考えています。ちなみに完成したPCR装置を購入すると10万円程度、遠心機は25000円程度で購入可能です。Bento Labに含まれるこれら3種類の機器を完全に一から自分で自作しても5万円程度はかかると予想します。Bento Labは、これを11万9000円で売っていると計算。まあ悪くないかなと。

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Category:バイオハッカー用実験器具

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 Keyword:【電気泳動/26】
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2016/03/25(金)

自宅でのバイオ研究に最適!遺伝子解析(PCR分析)に必要な装置のセット「Bento Lab」がKickStarterに登場。



電気泳動槽、PCR装置(サーマルサイクラー)、遠心器、トランスイルミネーターのキットが699ポンド(11万2000円)です。日本への送料は35ポンド(5600円)とのこと。装置は一体化されていて液晶画面でPCRの条件などを設定することが出来るようです。

また、149ポンド(24000円)の「スターターキット」というのもあり、これには

  • DNA抽出試薬(15回分)
  • PCRマスターミックス(15回分)
  • プライマー
  • マイクロピペット(20μLのやつ)
  • その他色々の消耗品
が含まれているそうです。何のプライマー(どの遺伝子を調べることが出来るのか)が付属しているのか不明ですね。また、DNA検出のためのLEDは468nmを用いているようです。これは何のDNA染色試薬を使用することを想定しているのでしょうか?
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Category:バイオハッカー用実験器具

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