バイオハッカージャパン biohacker.jpRSS
バイオハック・DIYバイオ・自宅で行うバイオ研究・自分の遺伝子をハックする方法

 IT・電子技術が歩んできたように遺伝子・バイオ技術も企業や大学の研究室を飛び出し自宅で取り扱える時代が来るはずです。かつて、有名IT企業が自宅のガレージから始まったように、個人が自宅でバイオテクノロジーの革命を起こす日はもうすぐ。
ここは大企業・研究機関に頼らないバイオ研究を志す''バイオハッカー''のためのページです。

 


2016/12/01(木)

Amino Labsの349ドルの「DNA Playgound」、今注文するとクリスマスまでにお届け



 クラウドファンディング「Indiegogo」で資金調達に成功した「Amino Labs」のバイオ実験セットが販売されています。機器は2つあり、「DNA Playground」という装置と「All-in-One Bioproduction Labs」という装置です。

「DNA Playground」はバクテリアに遺伝子導入するための基本的な部分が搭載されており、具体的には
(1)試験管を4℃に維持する装置
(2)試験管を37℃または42℃に維持する装置
が主要な設備のようです。

 本体には4.3インチタッチパネルが搭載されており、本体はWiFi接続、タイマーを用いて決まった時間、指定の温度でバクテリアを処理することが出来ます。これで349ドル。

 他にもバクテリアへの遺伝子導入キットが36ドルでオプション販売されており、これにはK12大腸菌、寒天培地、バクテリアを様々な色に発色させるための遺伝子(DNAプラスミド)、抗生物質、各種培養液がセットになっております。

 All-in-One Bioproduction Labの方は、上記に加えてpHメーターや600nm波長を利用した濁度測定装置も搭載されていますが1699ドルと非常に高額です。

Category:バイオハッカー用実験器具

↑BTW


   記事ごとのページ



2016/11/25(金)

「細胞を造る研究会」9.0(第10回)開催
Japanese Society for Cell Synthesis Research 10th annual meeting was hold at Waseda Univ in Japan

講演会場の様子、参加者は約260名とのことでした。
 「自然界にある細胞を観察し、利用する」従来のバイオから、「細胞を新たに造って、解析し利用する」新しいバイオが始まっています。アメリカではこれをSynthetic Biology(合成生物学)と呼びます。バイオハッキングを志す人達は好きな性質を持つ細胞を作り出し、楽しみ活用することを夢見ることが多く、バイオハッキング=合成生物学のように言われることもあります。

ポスター発表会場。非常に活発に議論が行われていました。
 実は日本にはこの「細胞を造る」ビッグチャレンジを目指す研究会が10年前から存在します。それが今回参加した「細胞を造る研究会」です。今のところ無細胞から細胞を造り出すことは出来ないのですが、これを目指し、脂質で出来た単なる球形の泡にどんな遺伝子を入れたら分裂を開始するのか、原始の地球ではどのような環境で最初の細胞は生まれたのか、細胞内で行われている複雑な化学反応はどうなっていて、どうすれば模倣出来るのかなどが発表されていました。

(省略されています。全文を読む

Category:バイオハッカーイベント

↑BTW


 Keyword:【合成生物学/8】
   記事ごとのページ


2016/11/18(金)

エミリー・アンテス著「サイボーグ化する動物たち」


久しぶりにバイオハッキングっぽい本を買いました。エミリー・アンテスの「サイボーグ化する動物たち」、原文(2013年発売)の英語タイトルは「フランケンシュタイン猫」です。

下記が目次です。遺伝子操作された魚や、山羊の話、無くなったペットのクローン作成ビジネスも既に行われています。また、昆虫と電子回路を組み合わせて、ドローンのように扱う研究も盛んです。


ちなみにKindleの英語版なら969円で買えますよ↓

Category:未分類

↑BTW


   記事ごとのページ


2016/11/08(火)

Aidmics Biotechnologyによるスマホに接続する顕微鏡μHandy(マイクロハンディ)が10800円


 台湾版DMM.makeから生まれたスタートアップ企業Aidmics Biotechnologyのスマホに接続可能な顕微鏡μHandy(マイクロハンディ)が日本からも購入可能になっています。

 スマホ本体のカメラを使用する方式で、iPhone6の場合は1.2μmのモノまで見える(倍率にして200倍)とのこと。本体にはボタン電池を入れてオートフォーカス等で使用することが可能なようです。

 顕微鏡的に使用出来るスマホに装着可能な拡大レンズは他にも安価なものからありますが、この製品はフォーカスを併せるところまで出来る高度なレンズが搭載されているようで、かなり実用度は高そうな気がします。買ってみようかな。

この会社ではこのデバイスを活用して家畜の人工授精などに活用出来る「iSperm」という製品もあるようです。

Category:バイオハッカー用実験器具

↑BTW


 Keyword:【顕微鏡/2】
   記事ごとのページ


2016/10/21(金)

横浜サイエンスフロンティア高等学校に行けば高校生から高度なバイオ研究可能


最近はすごい高校があるんですね。施設紹介を見ると

  • 生命科学実験室・・・・DNAシーケンサーなどを使用し、遺伝子解析タンパク質精製などの実験を行います。
  • 環境実験室・・・・鶴見川、東京湾の水質調査、京浜臨海部と各地の大気データの比較などを行います。
  • 電子顕微鏡室・・・・SEM(走査型電子顕微鏡)などを使用し、生物の微細構造、分子レベルの物質の解析を行います。
  • クリーンベンチルーム・・・・・・クリーンベンチ8台を装備
  • 環境生命実験室・・・・・無菌操作エリア、培養エリア、馴化エリア、P1温室、低温実験室
  • 情報教室・・・・実際の分析データの解析、インターネットを利用したデータ解析、生物情報解析(バイオインフォマティックス)
  • 天体観測ドーム・・・・・・晴れた夜には天体観測ドームの大型天体望遠鏡で、星雲や星団、土星の環などを見ることができ、さらに夜空が明るくてもコンピュータ処理によって、暗い天体を観測することができます。
動物実験施設はないみたいですが、それ以外は大学並です。

在籍する学生が昨年の「第5回高校生バイオサミット」で入賞しています↓
興味深いことに、この高校は変わった事を売りにしている単なるマニアックな学校というわけではなく、神奈川県内でもかなりの高偏差値のようです↓

Category:バイオハッカー団体・コミュニティー

↑BTW


   記事ごとのページ


2016/10/12(水)

jmz Makerさんの「酵母の仕事具合監視装置」がお台場で開催されたMaker Faire Tokyo 2016に出展


 醸造が趣味というjmz Makerさんが「公募の仕事具合開始装置」を出展していました。アルコール発酵は糖分があればどこでも簡単に起こりますが、美味しいお酒が出来るように安定してコントロールするのは至難の業です。この装置を使って、温度や比重をモニター・コントロールすることで自宅でも安定して醸造出来るそうです。

 出展者に「アルコール濃度はコントロール出来ますか?」と聞いたのですが、アルコール濃度の測定を装置で行うのは難しいとのことでした。



(省略されています。全文を読む

Category:バイオハッカー用実験器具

↑BTW


   記事ごとのページ


2016/09/06(火)

YCAMバイオ・リサーチが身の回りの素材で作ったDIYバイオ器具などをMAKER FAIRE TOKYO 2016に出展


YCAM(山口情報芸術センター)が先日東京ビッグサイトで開催されたMAKER FAIRE TOKYO 2016に出展していました。


ホームセンターなどで入手可能な安い素材で作った実験用ベンチです。

(省略されています。全文を読む

Category:未分類

↑BTW


   記事ごとのページ


2016/08/26(金)

渋谷に共用バイオラボ設立を目指すBioClubがMaker Faire Tokyo 2016に出展


先日から何度かミーティングに参加しているBioClubがお台場ビッグサイトで開催されたMaker Faire Tokyo 2016に出展していました。


 出展タイトルは「BioClubメンバーの成果物(バクテリア染色等)」です。

(省略されています。全文を読む

Category:バイオハッカー団体・コミュニティー

↑BTW


   記事ごとのページ


2016/08/19(金)

バイオツールの自作に力を入れる「ファブラボ浜松テイクスペース」がMaker Faire Tokyo2016に出展


2016年8月6〜7日に東京ビッグサイトで行われた「Maker Faire Tokyo 2016」に静岡県のFabLab「ファブラボ浜松テイクスペース」が出展しており、自宅でバイオ実験するのに便利な各種ツールを展示しておりました。
↓ビーカー内の液体を拡販するための装置です。アクリルプレートの下はパソコン用のファンを利用している感じです。こういう磁石の入った攪拌子(amazon)を購入してやれば、ビーカーの下段で回転する磁石の影響で液体に触れることなく攪拌することが出来るバイオ実験に必須の一品です。

あ、意外と市販品も安いのありますね。5800円の市販品が売られています。↓


(省略されています。全文を読む

Category:バイオハッカー団体・コミュニティー

↑BTW


   記事ごとのページ


2016/07/26(火)

「DIYバイオでゲノム編集技術CRISPR/Cas9を使うのは危険か?」という記事

 メディアがゲノム編集技術CRISPR/Cas9を神の技術にように取り扱う中、この技術がDIYバイオで使われたら危険じゃないのか?との疑問に関する記事です。リンク先はSTATというサイエンス報道に関するサイト。以下に要約を述べますがDIYバイオでCRISPR/Cas9を使うことに否定的な意見が多い内容となっています。

 記事中ではアメリカ東海岸にオープンバイオスペース「GenSpace」を運営するEllen Jorgensen(1人目)、ピッツバーグ大学のGigi Kwik Gronvall(2人目)、イギリス・キングスカレッジのFilippa Lentzos(3人目)、スタンフォード大学のHenry T. Greely(4人目)らがそれぞれDIYバイオにおいてCRISPR/Cas9を使う懸念について述べています。

1人目、DIYバイオスペース側に人間であるEllen JrgensenはCRISPR/Cas9が大変魅力的なツールであること、Genspaceを含めどのオープンバイオスペースも生殖細胞を編集する設備は持っていないこと、そういった方向性を持って活動していないことを述べています。

2人目はCRISPR/Cas9技術の安全に関する懸念はDIYバイオに限らないこと、全ての研究施設の安全管理をもっと田高める必要があることを述べています。

3人目はDIYバイオグループはかなり否定的な事を言っており、DIYバイオ集団は専門家集団ではなく危険をはらんでおり、単独で考えさせず積極的に干渉する必要があることを述べています。潜在的にはテロリスト集団と同一だと見る発言も。

4人目は大学や大手企業に比べDIYバイオ団体の制御は難しく、早急にこれらを制御する方法の確立が必要と述べています。

Category:ニュース

↑BTW


   記事ごとのページ