PCR反応や各種インキュベーション用に利用出来るかも!ペルチェ温度コントローラーVPE20-30Sをテスト
カテゴリー:バイオハッカー用実験器具(記事数:17)

2016/02/23

PCR反応や各種インキュベーション用に利用出来るかも!ペルチェ温度コントローラーVPE20-30Sをテスト



DNAを電気泳動する部分は確立出来たので、次はPCR反応をどうにかしないといけません。OpenPCRとか比較的安い装置もあるけど、安価?安いといっても10万円近く。高すぎだろ。私の感覚ではPCRしてDNA分析を趣味で楽しむとしたら、PCR装置自体は3万円ぐらいでどうにかしたい気分です。

そんなケチケチ精神で以前に38000円で購入していたペルチェ温度コントローラーを試してみました。

この装置は写真の金属部分の温度をペルチェ素子を使って−20℃〜110℃まで制御可能です。

↓実際に温度制御しているところの動画


PCR反応には94℃→60℃→74℃といった温度変化を30回ぐらい繰り返さないといけません。動画では25℃設定→60℃設定→94℃設定→4℃設定と変えて試しています。

25℃→60℃に上昇する時
30秒で50℃まで上昇、58℃になるのに1分、58→60℃に1分かかっています。他の温度変化も似たようなものでした。どうも装置が60℃ぴったりで上昇を止めるために設定温度に近づくと過熱をゆるやかにしているように見えます。

この装置はRS-232Cでパソコンから制御出来るそうなので、たとえば60℃に設定したい時でも80℃に設定して、59℃ぐらいになったら設定を実際に60℃にする等の細工をすれば1分以内に目的温度に移行出来そうです。PCRに使えそうな気がしてきました。

とりあえず大変だけど手動制御で30サイクル(温度変更90回かぁ)温度を変更してPCRしてみるか(汗)

ペルチェを使えば、簡単なウォーターバスや、ちょっとした−20℃保管庫なども作れそうですね。現在、いくつかの試薬を自宅の冷凍庫と冷蔵庫に入れていてツマに不評なので自室に保管庫が欲しいところです。

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