2020.01.30DIYバイオに最適かも。トランスイルミネーターなんて使わなくても電気泳動後のDNAを観察可能だった /57
2019.08.23自宅DIYバイオに便利に使えそうな抗生物質「ストレプトマイシン(Streptomycin)」が普通に手に入る /2234
2017.02.24ゲノム編集CRISPR/Cas9自宅実験キットが150ドル、蛍光発光ビール自宅実験キットが160ドル、日本へ発送可能で送料55ドル /7
2016.07.12DIYバイオの新時代!日本に住む個人がバイオ研究に必要なあらゆる試薬や各種サービスを利用出来るサイト「BIOMATIK」 /1
2016.04.22遺伝子組み換え(望みの生物を光る生物に遺伝子操作)に必要な試薬のオールインパッケージプロジェクト「GlowGene」200ドル(2万円ちょっと)でプレ注文受付中 /1
2016.04.15バイオラッド社が学生実験向けの「犯罪捜査DNA鑑定体験PCRベーシックキット」を販売 /1
2014.08.28筑波のバイオベンチャー「株式会社リーゾ」がDNA抽出試薬やPCR用試薬等をAmazon.co.jpで通信販売中 /16
2013.10.18遺伝子研究に必要な試薬を安値で一般の人に売ってくれるオンラインストア「Open Biotechnology」 /2
2020.07.22
韓国からDIYバイオ実験に必要な冷凍試薬を購入するギリギリの選択肢について
DIYバイオ実験に必要な試薬は国内のメーカーは売ってくれないので海外通販に頼らないといけないという話をしました。多くの試薬が常温で発送可能なのですが、一部「冷凍」じゃないといけない試薬があります。以前から使っている韓国のBIONEERは冷凍が必要な試薬もドライアイス詰めて日本に送ってくれます。
↓到着したところ。
↓(デンジャラス・グッズ(危険物))とかシール貼られているしw
(省略されています。全文を読む)
2020.01.30
DIYバイオに最適かも。トランスイルミネーターなんて使わなくても電気泳動後のDNAを観察可能だった
いつから人類は電気泳動の結果を見るためにエチブロとか高額な蛍光試薬とか目に悪そうなトランスイルミネーターとかが必要だと騙されていたんだろうか。
↓こんな感じで機器無しで肉眼&スマホカメラで確認可能(まだまだ脱色途中、もっと見やすく出来ると思います)な試薬&方法を発見しました。
↓購入したのはコレ。関東化学ビューアブルーステインKANTO(ViewaBlue Stain KANTO)製品番号44045-08
(省略されています。全文を読む)
Keyword:電気泳動/63
2019.08.23
自宅DIYバイオに便利に使えそうな抗生物質「ストレプトマイシン(Streptomycin)」が普通に手に入る
皆さん培養してますか!!!細胞等を単離し単独で純粋培養する時に最大の敵は「細菌」による「コンタミ」です。大学や企業の実験室では人類最高の発明の1つ(とはいっても多くは元々は細菌から抽出した物質ですが)である抗菌剤、抗生物質と呼ばれる細菌を殺し増殖を防ぐ薬物を何種類も入れてコンタミを防いでいます。しかし、自宅DIYバイオではそうもいかないかと思っていたのですが、意外に便利に使えそうな抗生物質が安価に手に入ることが分かりました。
購入したのは↓
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2017.02.24
ゲノム編集CRISPR/Cas9自宅実験キットが150ドル、蛍光発光ビール自宅実験キットが160ドル、日本へ発送可能で送料55ドル
CRISPR/Cas9 DIY experiment kit is available for USD150 and can be shipped to Japan for USD55.
「The Odin」という素晴らしいサイトを発見しました。このサイトはアメリカのバイオハッカーJosiah Zayner氏がバイオハッキングを世に広めるために開設したページです。このページではバクテリアを用いたCrispr/Cas9を用いるゲノム編集実験キット「DIY Bacterial Gene Engineering CRISPR Kit」150ドル、蛍光発光するように遺伝子導入したビール酵母を用いた光るビール作製キット「Genetically Engineer Any Brewing or Baking Yeast to Fluoresce」160ドル、既に蛍光遺伝子導入された酵母「PreEngineered Fluorescent Brewing and Baking Yeast」30ドル、遺伝子実験を自宅でするために必要な色々なものが含まれた「Genetic Engineering Home Lab lit」1095ドル(小型遠心機を追加する場合は+150ドル)などが売られています。嬉しいことに日本にも発送可能です(55ドル)。
他に発光遺伝子のプラスミドベクター、各種の遺伝子実験用バクテリア(E.coli BL21、E.coli DH5a、HME63 E.coli)なども購入出来ます。
例えばゲノム編集DIYキットの中身は
- LB Agar(バクテリアを培養するための寒天培地)
- LB Strep/Kan Agar(不要なバクテリアが発生しないようにするための抗生物質)
- Glass bottle for pouring plates(ガラスボトルと実験用プレート)
- E. coli HME63 strain(ゲノム編集を行うバクテリア)
- Inoculation Loops/Plate Spreader(バクテリアをプレート上に均一に引き延ばすための道具)
- 10-100uL variable volume adjustable pipette(1uL increments)(微量の液体をはかり取るためのマイクロピペット)
- Box of 96 Pipette Tips(マイクロピペットに装着して使う使い捨ての先端チップ)
- 14 Petri Plates(使い捨ての実験用プレート)
- Microcentrifuge tube rack(チューブラック)
- Nitrile Gloves(保護手袋)
- Microcentrifuge tubes(小型容器)
- 50mL Tube for measuring(大きな容器)
- Bacterial transformation buffer 25mM CalCl2, 10% PEG 8000 5% DMSO(バクテリアを遺伝子編集するための試薬)
- LB Media for transformation recovery(遺伝子編集する時に溶液)
- Cas9 and tracrRNA plasmid(ゲノム編集酵素Cas9と、CRISPRを発現するプラスミド(A))
- crRNA plasmid(CRISPRを発現するプラスミド(B))
- Template DNA(編集する遺伝子テンプレート)
- The ODIN 1 users
暗闇で光るビールで、バイオハッキングを広めたい男の話|ギズモード・ジャパン 3 users
2016.07.12
DIYバイオの新時代!日本に住む個人がバイオ研究に必要なあらゆる試薬や各種サービスを利用出来るサイト「BIOMATIK」
もう「日本だと試薬が手に入らず自宅でDIYバイオ、バイオハッキング出来ない」なんて言い訳は不要です。アメリカのBIOMATIKというウェブサイトからクレジットカード払い&Fedexの発送で何でも購入可能です。日本への送料は基本的には45ドル、注文から2〜3日でFedexまたはUPSで日本に到着とのことですが、冷蔵が必要な試薬をこの値段で送ってくれるかは不明です。送料の追加コストは注文後に確定するようですのでそのうち何か注文してみます。
品揃えは非常に素晴らしく各種ELISAキットの品揃えは実に2万種類、組み替えタンパクが5000種類、生化学試薬が300種類弱、酵素25種類、PCR用試薬40種類、DNAマーカー10種類、インフルエンザ検出キットもHIV検出キットも何でもあります。
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2016.04.22
遺伝子組み換え(望みの生物を光る生物に遺伝子操作)に必要な試薬のオールインパッケージプロジェクト「GlowGene」200ドル(2万円ちょっと)でプレ注文受付中
これもKickStarterで出資受け付けていたプロジェクトです。約1万5000オーストラリアドル(約128万円)を集めました。
(消耗品)
- 1 x Instruction book (To teach you how to do everything)
- 1 x Variable Micropipette (To pipette the cells around)
- 100 x Pipette tips
- 1 x Portable bunsen burner (Makes a protective sterile umbrella)
- 1 x Autoclavable flask (To make the cells food)
- 1 x Inoculation loop (For spreading cells)
- 1 x Spatula (For transfering powder reagents)
- 50 x Micro tubes
- 1 x LB broth powder (Makes the cells more happy and eager to take up DNA)
- 1 x DNA extractor (To extract DNA from other organisms to put in your cells)
- 1 x Endonuclease (Used to “cut” DNA)
- 1 x Ligase (Used to “glue” DNA together)
- 1 x Transformative agar (Makes the cells take your DNA)
- 1 x Nutrient agar (For growing cells)
- 1x Green, blue and red fluorescent protein (緑、青、赤の蛍光タンパク質遺伝子)
- 1x Ethanol producing genes(エタノール生産遺伝子)
- 1x Glow -in-the-dark genes(暗闇で発光する遺伝子)
(省略されています。全文を読む)
2016.04.15
バイオラッド社が学生実験向けの「犯罪捜査DNA鑑定体験PCRベーシックキット」を販売
犯罪捜査用PCRベーシックキット
これは素敵過ぎます。手に入れるか!
キット内容は
- (1)犯罪捜査用DNAサンプル250 ?l
- (2)容疑者AのDNAサンプル250 ?l
- (3)容疑者BのDNAサンプル250 ?l
- (4)容疑者CのDNAサンプル250 ?l
- (5)容疑者DのDNAサンプル250 ?l
- (6)PCRマスターミックス(Taq DNA ポリメラーゼ dNTP、バッファー)1.2 ml
- (7)プライマー(青)25 ?l
- (8)アレルラダー200 ?l
- (9)オレンジGローディングダイ1 ml
- (10)PCRチューブ0.2 ml×50
- (11)キャップなしPCRチューブアダプター1.5 ml×50
- (12)カラーマイクロ試験管2.0 ml×72
- (13)発泡体マイクロ試験管ホルダー×8
- (14)教官用手引き書、学生用説明書、およびグラフィッククイックガイドを含むカリキュラム
キットでは新たなDNAサンプルを抽出せず(1)のDNAが(2)〜(5)の誰のものかを調べるというスタイルで楽しむ感じですね。さらに高度なDNAの制限酵素による切断も体験出来る
という製品も。学生の授業としてこんな実習させてくれたら絶対バイオに夢中になる学生出てきますね。
個人的には(7)のプライマーがどんな配列のものを使っているのか気になります。法医学・犯罪捜査でよく使われている手法なので効率よく個人判別するためのコンセンサスとれたプライマー配列の情報があるはず、そのうち論文でも調べてみようかと思います。
近所の地下道に多数の捨てられたガムが黒い汚れとなって残っているのがムカつくのでその汚れごとからDNAを抽出して分析してやりたい衝動に駆られます。それが実現する日も近いかと
2014.08.28
筑波のバイオベンチャー「株式会社リーゾ」がDNA抽出試薬やPCR用試薬等をAmazon.co.jpで通信販売中
株式会社リーゾは筑波に拠点を構えるバイオベンチャーです。ゲノム研究の経験のある女性研究者が主体となって運営されており、Amazon.co.jpで何種類かの遺伝子研究用試薬を販売しています。以下に販売品の例をいくつか示します。
(省略されています。全文を読む)
2013.10.18
遺伝子研究に必要な試薬を安値で一般の人に売ってくれるオンラインストア「Open Biotechnology」
バイオハッカーが自宅で遺伝子を扱う研究を行う場合には、機器や設備の他にも遺伝子・DNAを取り扱うための試薬が必要です。遺伝子を増幅するにも、生物からDNAを抽出するにも、増幅した遺伝子を生物に組み込むにも特殊な試薬が必要です。
こういった試薬は研究室に所属する人なら専門の業者から簡単に買うことが出来ますが、一般の人はそうはいきません。Amazonには売っていませんし、スーパーマーケットやホームセンター、東急ハンズにも売っていません(今のところ)。バイオハッカー先進国のアメリカでは一般の人にこの手の試薬を売ってくれるオンラインストアが登場しています。
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