電気泳動装置
2019.12.03電気泳動したDNAの可視化用に電池2個で動作する505nm LED×10を並べた投光器をDIYしたんだけどうまく見えない /101
2019.11.21オールインワンの自宅DIYバイオキット「Bento Lab」の電気泳動槽&トランスイルミネーター性能を試す。 /38
2016.02.16かんてんクックと自作電気泳動槽でDNA検出その2(かなり改善) /5
2016.01.18普通に購入可能な青緑LEDとダイクロイックフィルターでついに電気泳動したDNAの検出に成功! /5
2015.11.25電気泳動したDNAを観察するための紫外線照射装置(UVトランスイルミネーター)をどう調達するか /9
2015.11.19自作の電気泳動装置&かんてんクックでDNA電気泳動してみるテスト(DNAそのものの観察はまだ) /3
2015.10.22PCR後のDNAを分析するための電気泳動槽を自作中(その3)実際に電流を流してみた /5
2015.10.13PCR後のDNAを分析するための電気泳動槽を自作中(その2) /6
2015.09.09PCR後のDNAを分析するための電気泳動槽を自作中 /7
2015.02.26DNA電気泳動槽作製用のAC100V→DC50V電源ユニットを購入。2000円弱で購入可能。 /9
2015.02.12DNA電気泳動のためのアガロース(寒天)を購入、電気泳動のためのゲル作成用トレイを自作 /9
2015.01.23今年こそ自宅遺伝子診断やるぞ!DNA電気泳動用のTBE緩衝液とDNA分子量マーカーを購入 /6

オールインワンの自宅DIYバイオキット「Bento Lab」の電気泳動槽&トランスイルミネーター性能を試す。(2019.11.21)
2019.12.03

電気泳動したDNAの可視化用に電池2個で動作する505nm LED×10を並べた投光器をDIYしたんだけどうまく見えない

↑BTW


こんなの作りました。。


こんな感じで透明アクリルでDIYした電気泳動層で電気泳動しながらDNAの位置が確認出来る優れもののはずだったのですが。。。。う〜ん、全然見えない。明るさは十分だと思うのですがなんででしょう?


作り方メモです。部品代は500円ぐらいだけど秋月電子通商の通販で送料500円かかったから合計1000円かけたのになぁ。。。。


主要部品はこの10LEDドライバーです。これは優れもの!2個で100円。電池×2の3Vを37Vまで昇圧してLED×10を直列で光らせることが出来ます。オンセミコンダクター社CAT4238がチップの名前。


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 Keyword:電気泳動/62


2019.11.21

オールインワンの自宅DIYバイオキット「Bento Lab」の電気泳動槽&トランスイルミネーター性能を試す。

↑BTW


うちは完全DIYで電気泳動装置を作っちゃったのでBento Labの電気泳動装置は普段は使って無いのですが、せっかく高い金出して購入したので試してみました。こりゃ、よく出来てるなー。しかし色々と問題も


ゲルを作ります。最近は激安な中華電子天秤が優秀なので、水の添加量なども重さでチェックです。使用したものはRO水、10X TBEバッファー、1%アガロース(というか「かんてんクック」)。

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2016.02.16

かんてんクックと自作電気泳動槽でDNA検出その2(かなり改善)

↑BTW

↓青緑LEDを下から照射した方が見えやすいことが分かった。



電気泳動槽を透明なアクリルで作っているので泳動中にもDNAを検出可能ですね。LEDを買ってきて、泳動槽の下から均一に照射する装置を自作しようかと思います。

↓また、0.01gまで測定出来るデジタルスケールを買ってきたところ、これまではアガロース(かんてんクック)を入れ過ぎていたことが分かりました。正確に1%分になるようにかんてんクックを入れて、低出力で動かせる電子レンジで200Wで溶かして固めると泡の無い均一なゲルが出来ました。

↓現在の泳動像、上のバンドが分子量マーカー20μL(2μg)分、下が10μL(1μg)分です。下記の像は泳動を初めて45分経過したところ、この分子量マーカーは100-1500bp(100, 200, 300, 400, 500, 600, 700, 800, 900, 1000, 1500)、濃いバンドが500 bpのようです。イマイチ分解能が悪い感じもします。電気泳動槽の電圧が50Vと非力なせいでしょうか?


しかし、前回に比べると遙かにクッキリです!


2016.01.18

普通に購入可能な青緑LEDとダイクロイックフィルターでついに電気泳動したDNAの検出に成功!

↑BTW

↓DNAがオレンジ色にバーコード状に見えます。かんてんクックで作った分析用ゲルに気泡がたくさん入っていて少し見にくいです。改善が必要。


キター!!!!!ついにアガロースゲル電気泳動したDNAを一般の人が入手可能な物だけを使い検出することに成功しました。

これまでの概要。
 これまでにアクリル板と電源ユニットで自作のDNA電気泳動装置を作り、食品用の「かんてんクック」で作ったゲルに、DNA分子量マーカー(専門品)を流し、含まれている色素が動くのを観察しました。今回、ゲルにEtBr(エチジウムブロマイド)を加え、EtBrの518nmの第2吸収波長を使い505nm(青緑)のLEDを照射しSC-56という550nm以下の光をカットするダイクロイックフィルターを併用することで励起光を検出することに成功しました。


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2015.11.25

電気泳動したDNAを観察するための紫外線照射装置(UVトランスイルミネーター)をどう調達するか

↑BTW

自作の電気泳動槽は問題なく動いているみたいなので実際にDNAを電気泳動し観察してみたいと思います。それには「UVトランスイルミネーター」と呼ばれる装置が必要です。

Amazonでは10万円程度で買えるみたい。

ただし、紫外線を出すだけでこの値段は高いだろ。

●プラン1:紫外線で励起

395nm紫外線LEDで良ければ懐中電灯タイプが安くあります。
しかし、EtBrの励起波長は紫外線の中でもUV-B付近の300nmをピークのようで、紫外線LEDのラインナップの豊富な400nm前後(UV-A)は効率悪そう。

●プラン2:可視光で励起
↓65000円のLEDを使ったイルミネーターもあるのですが
この製品は紫外線を使って折らず、青緑LEDの可視光のみを使い、フィルターで長波長側をカットして使用しちえるようです。
EtBr(エチジウムブロマイド)には518nm(青色付近)の第2吸収波長があるとのこと。どうやら505nm(シアン)のLEDで励起可能みたいです。そして富士フイルムのSC-56って550nm以下をカットするフィルターを使用すると良いらしいです。

とりあえず505nm LEDを使った下記ハンディライトでも買ってみるか
自分で作るならLED1つが50円SC-56フィルターはAmazonで売ってる。この方針で行こうと思います。

以下参考

 Keyword:電気泳動/62


2015.11.19

自作の電気泳動装置&かんてんクックでDNA電気泳動してみるテスト(DNAそのものの観察はまだ)

↑BTW


やっと自作電気泳動装置が完成して通電していることは確認出来たので↓

実際にアガロースゲルを作製して、分子量マーカーを電気泳動してみました。エチブロは買ってあるけどUVランプなどは入手していないのでDNA分子量マーカーの色素が動くのをとりあえず確認しようという作戦。
↓研究用のアガロースがすごく高かったので食品用の「かんてんクック」で試してみることにしました(笑)

↓1%濃度でTBE緩衝液に溶かしパイレックスのガラス瓶に入れて家庭用レンジで溶かしたところ、研究用のアガロースと異なり、上半分がアワアワになってしまいます。あと全体的に着色している感じ。予想すると研究用のアガロースと比べて粘度が高い感じ。しつこく電子レンジで温め、静置しておいたら完全に透明になりました。


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2015.10.22

PCR後のDNAを分析するための電気泳動槽を自作中(その3)実際に電流を流してみた

↑BTW

お金をケチって作っている自作電気泳動装置をコンセントにつなぎ電流を流してみました。いけそうです。
↓過去の内容

作成した電気泳動槽にDNA電気泳動用のTBE緩衝液(塩水で良い気もしますが、買ってあったので)を入れて
電源ユニットをコンセントに差してみたところ・・・
おぉ、ステンレス電極に電気分解の結果と思われる気泡が現れました。

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2015.10.13

PCR後のDNAを分析するための電気泳動槽を自作中(その2)

↑BTW



使用したのは前回から作製中の電気泳動槽

と、買ってあった100V(AC)→50V(DC)ユニット変換器
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2015.09.09

PCR後のDNAを分析するための電気泳動槽を自作中

↑BTW

↓完成したところ


最近、RapberryPiという小型パソコンで遊びつつ(管理人の別サイト)、PCR後のDNAを分析するための電気泳動槽の自作を行っています。電気泳動槽は普通に購入出来ますがちょっと高いし、構造も簡単なのでチャレンジ。

↓市販の電気泳動槽、およそ3万円ぐらい(参考)

アズワン ジーニアス小型電気泳動装置 2-6704-01(楽天)

形やサイズは市販の電気泳動槽とほぼ同じサイズに作りました。素材はホームセンターで買ってきた2mm厚の透明アクリル板をアクリルカッターで以下のサイズに切っていきます。
サイズ枚数
パーツ113cm×5cm×2
パーツ212.4cm×5cm×2
パーツ312.4m×3.7cm×2
パーツ412cm×2cm×2
パーツ512cm×6.4cm×1

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2015.02.26

DNA電気泳動槽作製用のAC100V→DC50V電源ユニットを購入。2000円弱で購入可能。

↑BTW


 先日からDNA電気泳動用のアガロース電気泳動装置作製に取り組んでいます。ロンザというDNA電気泳動槽を販売するメーカーの技術情報を見ると1cmあたり4〜10Vの電圧をかけるべしと書いてあります。

前回、作製したゲル作製用トレイは長さ6cmですので、電極間の長さを9cmにするとしても最低でも36V、最大で90Vの電圧が必要です。研究室で使われている電気泳動槽は一般的に50Vと100Vの切り替えが出来ますので今回は安全も考えて50Vで電気泳動をすることとしました。

 電源の確保は別のサイトでも質問して検討しましたが結局、RSコンポーネンツという通販サイトで販売されていた「内蔵型スイッチング電源、出力電圧48V、出力電流0.313A」カタログナンバー413-627という製品を購入しました。2000円弱でした。

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2015.02.12

DNA電気泳動のためのアガロース(寒天)を購入、電気泳動のためのゲル作成用トレイを自作

↑BTW

 遺伝子診断などで増幅したDNAはアガロース電気泳動という手法で分離して観察します。DNA電気泳動用の専用アガロースはとても高かったので、とりあえず食品用のアガロース(寒天)で代用してみる予定です。↓問題無いと思うんだけどどうでしょうか。


 次にアガロースゲルを固めるためのトレイを自作しました。使用したのは3mm厚のアクリル板。ホームセンターで透明の板を購入しました。アクリル板は「アクリルサンデー」などの名前で販売されている有機溶媒で融着(溶かして接着)出来るので強度も十分得られ、水漏れの心配が無い加工が可能です。

↓必要なサイズにマジックで書いて、アクリルカッターで切っていきます。切断面はまっすぐになっていないので100円ショップで購入したヤスリで磨いて平らにします。


↓完成


↓二つを重ねたこのような状態でゲルを流し込み、上部のみを外してDNA電気泳動に使う予定です。


今回作製したサイズはバイオな研究室ではおなじみのMupidというDNA電気泳動槽のトレイの「ゲルトレイS」と同一サイズになっています。底サイズが52mm×60mm。

これからDNAを注ぎ込む穴を作る通称「コーム」も自作せねば。金も無いし、電気泳動時の電気泳動槽も自作してみる予定です。


2015.01.23

今年こそ自宅遺伝子診断やるぞ!DNA電気泳動用のTBE緩衝液とDNA分子量マーカーを購入

↑BTW

今年こそは自宅遺伝子診断を実現しようと頑張っています。PCR反応で増やしたDNAの量を確認するための「アガロース電気泳動」に必要な試薬2つです。



購入したのはDNA染色用のエチジウムブロマイドを購入したのと同じテックジャムです。

購入したのは下記の2つ
電気泳動用の緩衝液としてはよりコストパフォーマンスの良い「50xTAE」も販売されていましたが(1リットルで13133円)
初期コストを下げたかったので、10xTBE緩衝液を購入しました(1リットルで6669円)。電気泳動槽はまだ準備しておらず1回の電気泳動にどれぐらい使用するか未定ですが1回200ml使用したとして、50回分になります。TAE緩衝液とTBE緩衝液の違いは下記に記述があり、TBE緩衝液の方がDNAのバンドがくっきり見えるそうです。DNA分子量マーカーは100bp単位で11本のバンドが含まれているもので可視光で見える色素も含まれており使い勝手が良さそうです。(50μg/500μlで4925円、およそ50回分でしょうか)

DNAの電気泳動をするにはアガロースが必要ですが、高純度に精製された商品は100gで14364円と高かったので、食品用の寒天で代用出来ないか試してみようと思ってます(笑)