2014.05.23中国のAliExpressでPCRに必要な試薬PCR Master Mixを安価に購入可能 /5
2014.05.28韓国のBIONEER社はクレジットカード払いOKで日本から個人でPCRプライマーを購入可能 /6
2014.06.19DNA染色に使用する色素はEtBt(エチジウムブロマイド)では無く、GelGreenやSybr Greenが良さそう。日本から購入出来そうなイギリスの通販サイトWebScientific /4
2014.07.08DNA染色試薬「エチジウム・ブロマイド」は日本国内通販で普通に購入することが出来る。 /2
2014.06.25なぜ日本では個人でバイオ実験用の試薬を入手することが出来ないのか /7
2018.03.12日本に住む個人が、実験に必要な各種タンパク質やら抗体やらの試薬を通販出来るイスラエルの「Prospec-Tany Technogene Ltd. 」 /55
2019.02.21米国EDVOTEK社の通販は日本でDIYバイオをするのに最強!!安価にDNA抽出試薬とPCRマスターミックスを購入 /13
2014.03.04アメリカではPCR用の試薬がAmazonで簡単に購入出来る。 /4
2019.12.18DIYバイオに使えそうな、日本に発送可能なドイツの通販サイト「Antibody-Online」 /8
2014.05.13
アメリカに拠点を置く通販サイトからPCRに必要な試薬「PCR Master Mix」を購入することに成功
↑BTW バイオハッカー向けの試薬等を販売しているアメリカの通販サイトからPCR用試薬「PCR Master Mix」を個人輸入することに成功しました。この小瓶1つでPCRを400回行う事が可能です。
(省略されています。全文を読む)
2014.05.23
中国のAliExpressでPCRに必要な試薬PCR Master Mixを安価に購入可能
↑BTW
バイオハッカー大国アメリカにばかり注目していましたが、アリババ社が運営する中国を拠点とする通販サイトAliExpressでPCRに必要な試薬PCR Master Mixが安価で売っているのを見つけました。サイトは日本語もあり、クレジットカード決済で日本への発送も可能です。
※残念ながら販売終了してしまったようです
(省略されています。全文を読む)
2014.05.28
韓国のBIONEER社はクレジットカード払いOKで日本から個人でPCRプライマーを購入可能
↑BTW
PCRを行うには増幅したい配列の前後を示す「PCRプライマー(PCR primer)」という合成オリゴDNAが必要ですが、日本の多くの合成オリゴDNA販売会社は代理店を経由して購入する必要があり、結果として個人が自由にPCRプライマーを購入し遺伝子分析を行うことは出来ませんでした。
しかし、韓国のBIONEER社は一般的な通販サイトのようにブラウザ上で注文したい合成オリゴDNAの配列を入力し、クレジットカードで費用を払うことで、日本まで合成オリゴDNAを送ってくれます。今回、注文から受け取りまで成功しましたので報告します。
(省略されています。全文を読む)
2014.06.19
DNA染色に使用する色素はEtBt(エチジウムブロマイド)では無く、GelGreenやSybr Greenが良さそう。日本から購入出来そうなイギリスの通販サイトWebScientific
↑BTW
先日書いた記事でPCR後に増幅されたDNAのバンドを確認するための試薬を入手する目処が立っていないと書きました。
EtBr(エチジウムブロマイド)は発癌性があるため入手困難と考えていましたが、最近ではGelGreenやSybr Greenといった蛍光染色色素が使用されているそうです。これらの試薬はEtBrに比べ毒性が少ないとのこと。
しかしながらむやみに安全第一の日本、これらの安全な蛍光色素でさえ一般の人が入手可能な通販サイトを見つけることは出来ませんでした。海外の通販サイトを調べたところ1つ日本に発送してくれそうなサイトを見つけました。
このWeb Scientificというイギリスの通販サイトは海外への発送にも対応しており、GelGreen (0.5ml)を132ポンド、日本への送料40ポンドで購入出来そうです。本日のレートで1ポンドは173円。合わせて3万円です。
日本で専門の業者を通じてGelGreen(0.5ml)を購入する場合、通常は1万円程度です。ちょっと3万円は高いですね。もう少し安く買えるサイトを探したいと思います。
2014.07.08
DNA染色試薬「エチジウム・ブロマイド」は日本国内通販で普通に購入することが出来る。
↑BTW
PCRで増幅したDNAの量を観察するためにはDNAを可視化するための色素を使用する必要があります。最も一般的に使用されているエチジウム・ブロマイドは有害物質のため、手に入りにくいだろうと海外の通販サイトばかり探していましたが、国内で購入出来るサイトを発見しました。販売していたのは「技術者ポータルサイトを目指して〜株式会社テックジャム」
購入したのは電気泳動用エチジウムブロマイド10ml。4925円
このサイトではエチジウムブロマイドと同等性能で安全性の高いMidori Green Advanceも打っています。
(省略されています。全文を読む)
Keyword:電気泳動/62
2014.06.25
なぜ日本では個人でバイオ実験用の試薬を入手することが出来ないのか
↑BTW これまで当サイトでは「自宅で遺伝子チェック(PCR)」を目指して様々な試薬の入手を試みてきましたが、いずれも海外の通販サイトを利用して実現しています。これらの試薬は特殊なもので海外でしか手に入らないのでしょうか?
実はこれらのPCR関連の試薬は研究所に勤める者なら販売業者を通じて簡単に安価に入手出来る試薬ばかりです。中には安定して保存するためにわずかに有害な物質が含まれている試薬もありますが、多くは完全に無害な試薬です。入手出来ない理由は単に個人に販売していないだけなのです。
これらの試薬の個人への販売を禁止する法律も無いのになぜ売ってくれないのでしょうか?先日、研究所に出入りする販売業者に「なぜ個人で購入出来ないのか?」と聞いたことがあるのですが、買えなくなったきっかけの一つは1995年の地下鉄サリン事件とのことです。あの事件では無害な薬品を組み合わせて有害な毒物を作り出しました。あの事件以来、どこの販売業者も、たとえ完全に無害な「食塩」のような試薬であっても個人からの購入依頼はお断りしているそうです。要は面倒な事には巻き込まれたくないって事でしょうね。
繰り返しますが現状は販売を禁止されていない試薬まで入手出来ない状態なのです。日本に住む自宅バイオ愛好家のために、関連試薬を販売してくれる業者が現れると良いのですが。しばらくは海外通販に頼る日々が続きそうな気がします。
2018.03.12
日本に住む個人が、実験に必要な各種タンパク質やら抗体やらの試薬を通販出来るイスラエルの「Prospec-Tany Technogene Ltd. 」
↑BTW
上記は抗体精製に無くてはならない「Protein A」というタンパク質を日本から買おうとしたところ。10mgで40ドルで、冷蔵でフェデックス便で日本まで送るための費用が175ドル。合わせて215ドルです。
下記の会社「プロスペック社」が個人でもクレジットカードでお金を払い、日本までFeDexでお届けしてくれるみたいです。ありとあらゆるタンパク質が100種類以上売られています。
プロスペック社は研究所などでも使う会社なのでその品質は問題無さそう。本社はイスラエルなんですね。他にアメリカとドイツにオフィスがあるみたいです。
自宅でバイオハッキング的にこれは!!!と思ったモノとしては、各種ウイルス、病原菌の検出に使える抗体が買えます。
これらのウイルスがいるかどうかを自宅で検出する実験を組むことが出来ます。炭そ菌、デングウイルス、B型肝炎、C型肝炎、エイズ、インフルエンザH1N1、インフルエンザH5N1、インフルエンザB、結核、SARS、ジカウイルス、ヘルペス、RS、サルモネラ
他に、他に色々なタンパク精製、検出に使えそうな抗体
これは各種タンパク質を自宅でクローニング、発現させた後に検出、精製に便利です。Protein A/Gは夢広がりますね。HRP標識anti-FLAG、HRP標識anti-HST、ヒトインスリンに対する抗体、Protein A/G
他に、各種ウイルスタンパク(高いけど)も売ってます。これは市販されていないウイルスに対するワクチンとして使用出来ますね。他にPCR反応に使えるTaq DNAポリメラーゼなど。
ウサギ抗体などに対するHRP標識抗体は見当たらないのが残念。これらがあれば簡単に自宅で各種病原菌、ウイルスの検出が出来ますね。
Keyword:ワクチン/13
2019.02.21
米国EDVOTEK社の通販は日本でDIYバイオをするのに最強!!安価にDNA抽出試薬とPCRマスターミックスを購入
↑BTW]]
これまで日本から利用可能な様々な試薬販売サイトを紹介しました。
イギリスのWebScientific、韓国のBIONEER、中国のAliExpress、アメリカのGene&Cell_Technology、つくばの株式会社リーゾ、日本のテックジャム、アメリカのBIOMATIK、イスラエルのProspec-Tany_Technogene。これらを駆使すれば個人で各種試薬・機器・キット・カスタムペプチド・カスタムオリゴ・抗体等、何でも購入することが可能です。ほとんどが海外発送に頼らないといけないところが残念ですが、もはや試薬調達は日本におけるDIYバイオのボトルネックでは無くなってきています。
今回紹介するのはアメリカのEDVOTEK。これは「教育におけるバイオテクノロジー」をメインターゲットにしている会社です。
(省略されています。全文を読む)
2014.03.04
アメリカではPCR用の試薬がAmazonで簡単に購入出来る。
↑BTW
調べたい遺伝子がサンプル中に存在するかどうかを調べるにはPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)を行う必要があります。PCRを行うには
PCR Master Mix(リンク先より)
を一つのチューブい入れる必要がありますが、(1)(2)(3)は全てのPCR実験で同じであるため「PCR Master Mix」という名前で各社から発売されています。そしてアメリカではGene and Cell Technologies社のPCR Master MixがなんとAmazon.comで購入出来るようです。
(省略されています。全文を読む)
2019.12.18
DIYバイオに使えそうな、日本に発送可能なドイツの通販サイト「Antibody-Online」
↑BTW色々買えるけど、送料高いっす。
一応、送付先の必須欄に「会社名」とか「部署」とかあるけど、自分の名前でも書いておいたら届くと期待。