完全な人工合成生物で楽しめるまであと?年。世界最小531490bpのゲノムで自己増殖する生物「JCVI-syn3.0」
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2016/04/01

完全な人工合成生物で楽しめるまであと?年。世界最小531490bpのゲノムで自己増殖する生物「JCVI-syn3.0」

 単純な細菌でさえ、その設計図(ゲノム)は複雑過ぎてなかなか全容を理解しきれません。たとえば大腸菌は4600kbpsのゲノムを持ち、遺伝子の数が4149個あります。

 そこで人類は最も小さいゲノムを持つ生物を使って「生命」を理解しようと考えています。2010年には1079kbp(Mycoplasma mycoides (JCV-syn1.0) )の最小ゲノムサイズを持つ生物を作り出しました。この情報量は1塩基が2ビットの情報と考えるとパソコンの容量に換算して269kbyteになります。

 この生命体は細胞に感染するマイコプラズマという細菌の一種です。人類は既にこのゲノム情報からDNAを完全に人工合成し、細胞に挿入することで生命体を作り出すことが出来ます。

 今回、その半分のサイズ(531kbp)の設計図を持つ生物が見つかりました。同じ換算で132kbyteの情報量を持つ生命体ということになります。この最小生命体には473の遺伝子が含まれていますが、この中の149遺伝子が何をしているか分からないそうです。

 最小生命体を100%理解出来るまでには、まだ少し時間がかかりそうですが近いうちに生命体を100%理解してデザイン出来るようになる日がくるでしょう。

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