2015.09.09
↓完成したところ
最近、RapberryPiという小型パソコンで遊びつつ(管理人の別サイト)、PCR後のDNAを分析するための電気泳動槽の自作を行っています。電気泳動槽は普通に購入出来ますがちょっと高いし、構造も簡単なのでチャレンジ。
↓市販の電気泳動槽、およそ3万円ぐらい(参考)
アズワン ジーニアス小型電気泳動装置 2-6704-01(楽天)
形やサイズは市販の電気泳動槽とほぼ同じサイズに作りました。素材はホームセンターで買ってきた2mm厚の透明アクリル板をアクリルカッターで以下のサイズに切っていきます。サイズ 枚数 パーツ1 13cm×5cm ×2 パーツ2 12.4cm×5cm ×2 パーツ3 12.4m×3.7cm ×2 パーツ4 12cm×2cm ×2 パーツ5 12cm×6.4cm ×1
↓設計図(分かりにくいかも(笑))
↓パーツができあがったところ、水漏れの心配があるので各パーツは1mm以下の誤差になるようにヤスリを使って丁寧に断面を滑らかに垂直に仕上げます。
↓剥がし易いテープで借り止めしてアクリル用の溶着剤(アクリルサンデーとか)で固定していきます。アクリルを材料に選んだのは専用の溶着剤がアクリルを溶かして強固に接着するので水漏れに強いからです。
↓完成したところ、水を入れてみて水漏れが無いことを確認します。
ここまでの材料費は2000円ぐらいでしょうか。次に電気泳動部分を作っていきます。
Category:電気泳動装置
※当サイトで実施している実験において使用している試薬・機器は全て一般の人が購入・入手可能なものです。入手方法は過去に紹介されているはずですが、見つけられない場合はコメント欄等でお問合せください。
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