遺伝子組み換え(望みの生物を光る生物に遺伝子操作)に必要な試薬のオールインパッケージプロジェクト「GlowGene」200ドル(2万円ちょっと)でプレ注文受付中
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2016.04.22

遺伝子組み換え(望みの生物を光る生物に遺伝子操作)に必要な試薬のオールインパッケージプロジェクト「GlowGene」200ドル(2万円ちょっと)でプレ注文受付中



これもKickStarterで出資受け付けていたプロジェクトです。約1万5000オーストラリアドル(約128万円)を集めました。

200ドルのキットに含まれているのは
(消耗品)
  • 1 x Instruction book (To teach you how to do everything)
  • 1 x Variable Micropipette (To pipette the cells around)
  • 100 x Pipette tips
  • 1 x Portable bunsen burner (Makes a protective sterile umbrella)
  • 1 x Autoclavable flask (To make the cells food)
  • 1 x Inoculation loop (For spreading cells)
  • 1 x Spatula (For transfering powder reagents)
  • 50 x Micro tubes
(試薬)
  • 1 x LB broth powder (Makes the cells more happy and eager to take up DNA)
  • 1 x DNA extractor (To extract DNA from other organisms to put in your cells)
  • 1 x Endonuclease (Used to “cut” DNA)
  • 1 x Ligase (Used to “glue” DNA together)
  • 1 x Transformative agar (Makes the cells take your DNA)
  • 1 x Nutrient agar (For growing cells)
(遺伝子)
  • 1x Green, blue and red fluorescent protein (緑、青、赤の蛍光タンパク質遺伝子
  • 1x Ethanol producing genes(エタノール生産遺伝子)
  • 1x Glow -in-the-dark genes(暗闇で発光する遺伝子)
 ちょっと心配なのが保存が難しく活性を失いやすいリガーゼ(DNA同士を結合させる酵素)が含まれていること、様々な種類があるDNAを入れるための切断酵素が「エンドヌクレアーゼ×1」と単純に書かれていることです。

前者は冷凍で発送する必要があり、海外から日本に発送するには莫大な送料が必要となり現実的では無いと予想されます。また後者は、DNAの切断部位が1方式に限定されていることを意味しています。これは説明書に書かれているだろうモデル実験以外を行って成功するかどうかはかなり危ういことを意味していると思います。あまりにも単純化されすぎているキットかもしれません。

現在は下記のGlowGENEというWebサイトを立ち上げ各種ツールの販売を始めるようです(サイト構築中)です。
経験上、「サイト構築中」とかで始めるサイトは永遠に完成しなかったりするので心配ですがうまくいけばオールインワンパッケージの他に各種遺伝子や装置も販売するようです。日本に発送可能かどうかは情報を見つけることが出来ませんでした。

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※当サイトで実施している実験において使用している試薬・機器は全て一般の人が購入・入手可能なものです。入手方法は過去に紹介されているはずですが、見つけられない場合はコメント欄等でお問合せください。

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