これぞバイオハッキング、258個のハンバーガーに含まれるDNAを調べて異物を見つけるデモンストレーション
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2016.06.02

これぞバイオハッキング、258個のハンバーガーに含まれるDNAを調べて異物を見つけるデモンストレーション


The Hamburger report(Clear Labs)


 アメリカ西海岸のバイオテクノロジー企業「Clear Labs」が遺伝子解析技術を面白い方法でデモンストレーションしています。

 Clear Labsはアメリカ・カリフォルニアで手に入る258個のハンバーガー(22の小売り店で入手した79ブランド)を入手し、1cm四方のサンプルからDNAを抽出、非特異的PCR反応でDNAを増幅した後に次世代DNAシークエンサーで配列を読み出し、どんな生物が含まれているのかを調べました。

 自宅で実現出来そうなPCR「調べたい遺伝子があるかどうか」を分析することが出来ますが、DNAシークエンサーがあれば含まれているDNAの配列を全て読み出し、データベースと比較し、「何が含まれているか」を調べることが出来ます。

 結果、ハンバーガーのうち、6.6%で偽の代替品が使われていることを示す結果が得られ、14製品では書かれていない添加物が見つかりました。特にベジタリアン用バーガーには問題が多く、89のベジタリアン用ハンバーガーのうち23.6%で動物由来成分が見つかりました(2製品では牛肉が検出されました)。

 また衛生上の問題も多く見つかりました。中にはネズミや人間のDNAが見つかったり(何が含まれていたんでしょうか・・・・・)、病原菌の遺伝子が見つかったりしました。

 今のところDNAシークエンサーは非常に効果ですが、近年では突き詰めると非常にシンプルな仕組みでDNAを分析出来る可能性が見出されており、自宅におけるような次世代シークエンサーがそのうち開発される可能性があります。

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