DIYバイオの新時代!日本に住む個人がバイオ研究に必要なあらゆる試薬や各種サービスを利用出来るサイト「BIOMATIK」
カテゴリー:バイオハッカー用試薬(記事数:9)

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2016.07.12

DIYバイオの新時代!日本に住む個人がバイオ研究に必要なあらゆる試薬や各種サービスを利用出来るサイト「BIOMATIK」


 もう「日本だと試薬が手に入らず自宅でDIYバイオ、バイオハッキング出来ない」なんて言い訳は不要です。アメリカのBIOMATIKというウェブサイトからクレジットカード払い&Fedexの発送で何でも購入可能です。日本への送料は基本的には45ドル、注文から2〜3日でFedexまたはUPSで日本に到着とのことですが、冷蔵が必要な試薬をこの値段で送ってくれるかは不明です。送料の追加コストは注文後に確定するようですのでそのうち何か注文してみます。

 品揃えは非常に素晴らしく各種ELISAキットの品揃えは実に2万種類、組み替えタンパクが5000種類、生化学試薬が300種類弱、酵素25種類、PCR用試薬40種類、DNAマーカー10種類、インフルエンザ検出キットもHIV検出キットも何でもあります。

 さらにPCRを行う際に必要なカスタムDNA合成サービスが1bpあたり0.2ドル、新しい突然変異遺伝子、生物を作るのに必要な突然変異導入サービス(Mutagenesis Service)が149ドル
カスタムペプチド合成サービス、タンパク大量調製サービスは1890ドル(大腸菌)、2990ドル(酵母)。

 ウサギを使ったポリクローナル抗体作製サービス(950ドル〜、3〜5mgのアフィニティ精製抗体)、モノクローナル抗体作製サービス(4100ドル〜)、これらのサービスがあればパンデミックが起きた時にこっそり自分だけ備えるとか可能です。

 Biomatik社のカスタムペプチドは日本の研究者向け卸売り業者が扱っていますので十分なクオリティーと思います。↓

 ここまで揃うともはや「DIYバイオ」「バイオハッキング」という言葉では表せない高度な研究も可能です。近い将来、十分な能力を備えた「フリーのバイオ研究者」が出現するのでは無いでしょうか?

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※当サイトで実施している実験において使用している試薬・機器は全て一般の人が購入・入手可能なものです。入手方法は過去に紹介されているはずですが、見つけられない場合はコメント欄等でお問合せください。

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