2018.09.12
DIY顕微鏡を作る方法あれこれ、レーザーポインターのレンズを使ったり、樹脂を固めてレンズを作ったり
先日、ジャンクのiPhoneから取り出したレンズでスマホ顕微鏡を作れることを紹介しました。
検索すると世の中には他にも様々なDIY顕微鏡を作る方法があるようです。
下記のページではレーザーポインターのレンズを使って作る方法が紹介されています。
最大解像度は175倍とのこと。
↓半導体レーザー用のレンズ2つが300円で販売されています。焦点距離の情報付き。素材はPMMA(アクリル)です。安いレーザーポインターのレンズはたいていアクリルで高出力のものはガラスらしいですが、アクリルの方が透過率が良かったりするらしいので、素材よりは工作精度の高いものを使いたいですね。
![]() レーザーダイオード用レンズ2個セット |
下記では樹脂を固めてレンズをDIYしています。4μmのものが見える倍率160倍可能とのことですので細胞見えるはずです。技術的には面白くて高解像度のレンズを作れる可能性がある?
またDIY顕微鏡に関して「Foldscope」というプロジェクトがあるようです。デラックスキット1つを35ドル、またスタンダードキット20セットを35ドルで全世界に発送しています。
余談ですがDIY顕微鏡をテストする時には下記のような標準的な解像度評価パターン「USAF 1951」があるようです。
- 分解能(解像度)テストターゲット(THORLABS)
Category:#DIY顕微鏡
※当サイトで実施している実験において使用している試薬・機器は全て一般の人が購入・入手可能なものです。入手方法は過去に紹介されているはずですが、見つけられない場合はコメント欄等でお問合せください。
コメント
いいっすね!=40
001 [09.18 14:20]匿名:日経にスマホ顕微鏡についての記事がありましたので、ご紹介いたします。「おもちゃの域脱した」スマホ顕微鏡、プロも評価:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO352.... ↑(17)
→カテゴリー:#DIY顕微鏡(記事数:26)