2020.09.10
汎用培養装置を作る上で、温度制御をどうするかなのですが、培養装置の中を循環する液体の温度をコントロールする実験を開始しました。
テスト用の培養器として20cm四方のアクリルボックスを設置、中に1リットルほど水を入れて5V水ポンプにシリコンチューブをつないで水を装置から出せるようにしています。
加熱・冷却する部分は水冷用アルミブロックとペルチェを使用。
水冷アルミブロックはこんなやつです。
使用しているペルチェはTEC1-12704、15.2V、4A仕様。電源は12Vです。
あとは熱伝導グリス
制御ユニットはRaspberry Piと東芝のモータードライバです。
これらは以前PCR装置を作った時の装置の流用です。
前回はマイクロチューブの温度制御だけで良かったのですが今回は水1リットルを加熱、冷却する必要があります。このモータードライバは最大4.5Aなので12V使用時に54W。ちょっとパワー不足な予感もします。。。。
Category:#ワンルームで自給自足は可能か
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コメント
いいっすね!=7
001 [09.10 20:42]ななしさそ★54:室温と10度以上温度差が出るのでしたら、断熱をしっかりすれば多少は投入エネルギーの節約になりませんかね? 今のアクリルボックスだと熱が無駄に逃げそうで。 ↑(2)
002 [09.10 20:56]りうかver八戸人★1@Au:一回り大きい箱で覆って内箱と外箱の間に水をためてそれを加温、すれば内部は安定するんでないかな。ボトルアクアリウムを水槽内に沈めて水槽水を加温することでボトル内の水温が安定の応用。 ↑(3)
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