2021.04.28
顕微鏡やインキュベーターを37℃一定に保てる簡易ヒーターを4000円でDIY
やっつけで作りました。
↓これがヒーターと制御ユニット。100円ショップのタッパーに固定してあります。
加熱部分はたぶん自動車のヒーター用の部品だね。PTCヒーターってやつAmazonで2000円ぐらい
PTCヒーターは温度上昇に伴って抵抗値が増して電流低下するタイプらしいのでファンが止まっても比較的安心かな。
温度制御ユニットはこれ、送料込み400円ぐらい
これは「W1209」言われるモジュールだそうで、優れものです。3つのボタンをポチポチと設定し、xx℃超えたらスイッチONまたはOFF。xx+1℃超えたらスイッチOFFとか設定出来ます。
↓吸い込んだ空気を加熱して反対側に吐き出すので、穴をあけます。

↓ヒーターも制御モジュールも12V使用なので、電源はこの120W12Vアダプター。1700円

↓今回は顕微鏡を37℃一定に保ちたいので、顕微鏡を覆う箱を作ります。保温性を考えてホームセンターで売っている段ボール構造のポリカ(?)シートをカッターで切って作ります。1m四方で1000円ぐらい。

↓出来上がり。

動作中、このような外から空気を中に送り込む構造にすると頻繁にヒーターのスイッチが入って不経済なので

このように箱の中にこのユニットを入れてしまうと良いです。

室温から37℃に上がるまでに数分かかる非力さですが、しっかりと密閉されて断熱された状況ならもう少し広い空間の温度を維持出来るかもしれません。
Category:#小型インキュベーター
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コメント
いいっすね!=13
001 [04.29 09:18]わおん:ヨーグルト作り放題♪ ↑(3)
002 [05.01 13:35]ローバーシン:水分、湿度があると籠もったりカビたりしねえか? ↑(4)
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