2023.04.04
2023.04.04実験ログ。ゲル培地上の12種類の種子を30度インキュベート開始
↓3月21日に滅菌して培地上に載せたあと、冷蔵庫で13日間冬と勘違いしてもらった種を30度環境に移しました。
インキュベーターは以前作った装置の寄せ集め。明るい窓際の室内に設置してあり、30℃一定に保つためのDIYヒーターをぶち込んでいます。
↓種の様子。大豆はすでに大きく膨れている。
↓今回ヒーターに電流、電圧表示を追加しました。
使用している電流・電圧測定モジュールはAmazonで3個1000円のこれ
ヒーターは110℃仕様のPTCヒータープレート
いつも使っている80℃仕様のPTCヒーターだとパワー不足でこのボックス内を30度まで上昇させられませんでした。
110℃仕様のPTCヒーターで加熱開始時(低温時)が1.7A程度、現状の装置で最大温度になった時に1.3A程度、30℃を超えるとスイッチがOFFになりますが、この時の消費電力が0.1A。しばらく見ているとスイッチONとOFFを10分おきに繰り返す感じ。すなわち
スイッチON時=12V×平均1.5A=18W
スイッチOFF時=12V×0.1A=1W
なので平均して10Wぐらいの消費電力でしょうか。ずっとつけっぱなしで
0.01kW×24×30=7.2kWh=300〜400円の月間電気代と予想。
こんな実験を今年の夏はずっとやるつもりなので培養を行いつつ、装置をもう少し美しく作り直そうと思います。
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