2015.02.19
世界中の13〜18歳を対象とする科学研究コンテスト「Google Science Fair」開催。バイオハッキング的な研究に関する応募の決まりも記載。
Googleが毎年開催している未成年者向けの科学コンテスト「Google Science Fair」の2015年の募集要項が公開されており、バイオハッキング関連の応募に関しては危険が伴う研究を行わないように細かに決まりが定められています。
以下、募集要項から抜粋します。
★生物学的実験についてはバイオセーフティレベル1(BSL1)以下として記録されている生物体の使用とあります。具体的には
- パン酵母および醸造用酵母。ただし DNA 研究に関わるものを除く。
- それぞれの自然環境に置かれた乳酸菌、バチルス チューリンゲンシス、窒素固定細菌、石油分解菌、粘菌、および藻類分解菌。細菌または菌類の培養を居住区域で行うことは固く禁じられています。実験に使われる培養は、密閉されたペトリ皿に入れて、生物因子培養に日常的に従事している職業専門家の適切な監督のもと、オートクレーブ施設にアクセスできる参加者によって行われるものでなければなりません。専門の研究所以外の場所で行う食品におけるカビの繁殖の研究は、カビの兆候が最初に現れた時点で終了する場合に限り許可されます。
- 植物の組織。
- 株化された細胞と組織の培養組織(例:American Type Culture Collection から取得したもの)。注意: すべての培養組織の入手元とカタログ番号を研究計画の中で明らかにする必要があります。
- 食料品店、レストラン、または精肉工場から入手した食用肉またはその副産物。
- 毛。
- 付着している可能性があるすべての血液由来病原体を殺菌処理した歯。(摂氏121度で20分間、化学的に消毒または殺菌することを推奨)。
- 化石化した組織または考古学的試料。
- 世界中の13歳から18歳が競うGoogle Science Fair、本日より受付開始 - TechCrunch 1 users7イイネ 34 Tweet
- Official Google Blog: Google Science Fair 2015: what will you try? 1 users51イイネ 2 Tweet
- ホーム - Google Science Fair 2015 5 users 57 Tweet
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