2015.03.20
安価なリアルタイムPCR(定量PCR(qPCR))装置を販売するプロジェクト「Open qPCR」がKickStarterで資金調達に成功
特定の遺伝子があるかどうかを調べる方法PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)は、「ある」か「無い」かを調べるには便利ですが、「どれぐらいあるのか」という微妙な量を調べるのには向いてない事が分かっています。
この問題点を克服するためにPCR反応の進行をリアルタイムで観察し、調べたいDNAがどれぐらいあるのかを測定する手法がリアルタイムPCR(別名:定量PCR(qPCR))法です。今回、定量PCR装置を安く販売するプロジェクトがクラウド・ファウンディングサイト「KickStarter」で資金調達に成功しています。
販売予定価格はシングルチャンネルの装置で2000ドル、ダブルチャンネルの装置で2700ドルです。1000ドル以下の安価な製品が登場している普通のPCR装置と比べると高いですが、研究所で使われている装置は軽く100万円以上することを考えるとずいぶん安いといえます。
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