日本発の培養肉ベンチャーを目指すその名もShojinMeat Project(精進肉プロジェクト)
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2015/09/24

日本発の培養肉ベンチャーを目指すその名もShojinMeat Project(精進肉プロジェクト)

 野菜を工場で作る時代に突入していますが、肉も工場や自宅で作る時代がいずれ来るのでしょうか。当サイトでも海外の培養肉の試みを以前に紹介しました。

 そしてついに日本でも培養肉の実用化を目指すプロジェクトShojinMeat Project(精進肉計画?「動物を殺さずに生産出来る肉」という意味から来ているようです)が登場したようです。代表の羽生雄毅氏と会って飯食ってきましたので紹介します。

 羽生氏は13歳から博士号取得まで海外で過ごし、日本の企業研究員勤務などを経て現在Shojinmeat Project代表を務めているそうです。専門は化学。彼いわくこのようなプロジェクトを達成するには理系だけでは駄目だと考えているそうで、文化的、イメージ戦略も合わせて事業を進めていくそうです。現在、一緒に世界を変えるようなムーンショット(英語で壮大な挑戦のこと)を目指す仲間を募集中とのこと。


 羽生氏の持ってきたノートパソコンには培養肉ビジネス立ち上げのための膨大な情報が入っており、色々と説明を受けたのですが、凄まじい情報収集能力で世界中で報じられた培養肉の動向を全て把握しているようでした。

 培養肉実用化の一番の課題はコストだそうです。現在200gの培養肉ステーキを作ろうとすると1000万円以上かかってしまうとのこと。これは医薬研究用の培養液を使った時の値段です。いくつか安価に生産出来る可能性のある方法はあるそうですが癌細胞の力を借りるなどすると、食べるのに抵抗がある人も出てくるため、色々と実現方法を厳選して考えて進める必要があるそうです。



 ShojinMeat Projectは既に動き出しており、10月3日開催のリバネス社の第2回アグリサイエンスグランプリ最終選考会でプレゼン予定とのこと。本選考会は無料で参加可能みたいです。俺も行ってみようかな。

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