2015.02.26
DNA電気泳動槽作製用のAC100V→DC50V電源ユニットを購入。2000円弱で購入可能。
先日からDNA電気泳動用のアガロース電気泳動装置作製に取り組んでいます。ロンザというDNA電気泳動槽を販売するメーカーの技術情報を見ると1cmあたり4〜10Vの電圧をかけるべしと書いてあります。
前回、作製したゲル作製用トレイは長さ6cmですので、電極間の長さを9cmにするとしても最低でも36V、最大で90Vの電圧が必要です。研究室で使われている電気泳動槽は一般的に50Vと100Vの切り替えが出来ますので今回は安全も考えて50Vで電気泳動をすることとしました。
電源の確保は別のサイトでも質問して検討しましたが結局、RSコンポーネンツという通販サイトで販売されていた「内蔵型スイッチング電源、出力電圧48V、出力電流0.313A」カタログナンバー413-627という製品を購入しました。2000円弱でした。
↓箱
↓電極部分。左からAC電極(1)と(2)、アース、DC(-)とDC(+)、一番右は電圧調整ボリュームでしょうか?
電源ユニットの他の候補としては以下の2つがありました。
また、メールで四国在住の方から情報をもらったのですが、12V蓄電池を4つ並べて使う方法もあるようです。
研究室で一般的に使われている電気泳動槽を分解した人によると中はかなり簡易的な回路になっていたそうです。
今回購入した電源ユニットで電気泳動槽の作製を試みてみます。
Category:電気泳動装置
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