2018.10.23
DIY顕微鏡にはレーダーポインター用の3mmレンズが適しているようだ
これまでにジャンクiPhoneから取り出したレンズを使ったDIY顕微鏡作りにチャレンジしてきました。
次に上記3番目のリンクで紹介されていたレーザーポインター用のレンズを使う方法を試みてみました。
購入したのは下記3種類、3mmレーザーダイオード用、5mmレーザーダイオード用、7mmレーザーダイオード用です。
いずれも5個で300円と安価です。素材はPMMA(いわゆるアクリル樹脂)です。
↓商品はこんな感じでビニール袋に入って1個1個シールされて届きます。
さっそく、Raspberry Piの公式カメラv2に載せていつもの「1000円札」を観察してみました。
↓7mm用
↓5mm用
↓3mm用
↓3mm用の画像をピクセル等倍まで拡大
文字一つが200μmです。どうやら口径の小さなレーザーダイオード用のレンズの方が倍率は高いみたい。3mm用レンズで最大倍率となり、その倍率はiPhone用カメラレンズと同等です。
iPhone用レンズでは視野が丸く切り取られ周囲に暗い部分が出来ていましたがレーザーダイオード用ではそんなことは無く視野全体が使えてます。
ただし、全体的にちょっとピントが甘いような?これはiPhone用レンズがガラスなのに対し、今回のレーザーダイオード用レンズがPMMA(アクリル樹脂)で出来ているためでしょうか?
色々と分かってきました。小さなイメージセンサーやレーザーダイオード用のレンズを使えば倍率が高くなる感じかな?もしかしてレンズとイメージセンサー(カメラ)の距離を調整すれば倍率も変化するかな?
Category:#DIY顕微鏡
※当サイトで実施している実験において使用している試薬・機器は全て一般の人が購入・入手可能なものです。入手方法は過去に紹介されているはずですが、見つけられない場合はコメント欄等でお問合せください。
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