4900円の顕微鏡用USBカメラでDIYバイオの顕微鏡観察が別次元のクオリティーに!(2021年物欲60)
カテゴリー:#DIY顕微鏡(記事数:23)

↑B


2021.03.30

4900円の顕微鏡用USBカメラでDIYバイオの顕微鏡観察が別次元のクオリティーに!(2021年物欲60)

こりゃファイナルアンサーかもしれない。


購入した顕微鏡の接眼レンズにはめるUSBカメラはこちら

1.3Mピクセル(4900円)のやつと5.0Mピクセル(8600円)の2種類ある。今回は1.3Mピクセル版を購入。
1.3Mピクセル版の最大解像度は1280x1024。下記はちょうど半分の大きさにリサイズしてます(横600ピクセル)。1メモリは10μmです。細胞の大きさはだいたい5〜20μmぐらいなので十分な解像度!

いやぁ、自宅でこのクオリティーで画面いっぱいに顕微鏡観察が出来るとは嬉しいね♪。
ちなみに5Mピクセル版の最大解像度は2592x1944らしい。この顕微鏡なら5Mピクセル版を使えば解像度的にメリットあるかも。

この10μmの目盛りのついたスライドガラスはこれ
倒立顕微鏡はこちら。接眼レンズのサイズ23mmと書かれています。今回購入したUSBカメラのサイズが23.2mmと書かれていてぴったりです。
↓箱


↓中身


↓大切に梱包されていて好印象


↓表面の表記。最大解像度は1280x1024とのこと。


↓顕微鏡に差し込む部分。レンズ無しのCCDむき出しだね。そのへんのWebカメラのレンズひっぺがしてCCDをむき出しにしてぴったりサイズの筒を使ってDIYすれば自分で顕微鏡用の装置を作れるのかもしれない。


たとえばドライブレコーダーとかで人気のソニーの超高感度イメージセンサーIMX307をUSBで使えるようにしたモジュールが5000円ほどで買える。
↓端子がminiUSBなのはダメだ。今時USB-Cしか勝たん。ケーブルは付属しているので無問題だけど。


↓中華の倒立顕微鏡の接眼レンズがハマっている部分を外して

↓このモジュールを挿入するだけで出来上がり。


この手のUSB接続Webカメラで自動撮影する時のTIPSを一つ。下記は通常Raspberry Piに接続したUSB接続Webカメラで撮影する時のスクリプトですが。
  • fswebcam -r 1280x720 --no-banner capture.jpg
このままだと視野が明るすぎて白飛びした映像しかとれません。
  • fswebcam -S 10 --no-banner -r 1280x720 capture.jpg
上記のようにすると明るさが自動補正されて綺麗に撮影出来ます。10フレームスキップしてから撮影という意味らしい。
下記を見ると
下記のようにすると単純に3秒待ってから撮影してくれるらしいので、こちらでも良いかも
  • fswebcam -D 3 --no-banner -r 1280x720 capture.jpg

Category:#DIY顕微鏡



※当サイトで実施している実験において使用している試薬・機器は全て一般の人が購入・入手可能なものです。入手方法は過去に紹介されているはずですが、見つけられない場合はコメント欄等でお問合せください。

コメント

いいっすね!=13
001 [03.31 08:30]Sweet‘★1:仕事用のマイクロスコープに適合するなら欲しいんだけど、接眼側にレンズが入ってない奴が使えるかなぁ… 以前紹介されていたUSB顕微鏡とどちらが良いか迷うところ(倍率は10倍もあれば充分なので) (3)
002 [04.01 20:46]ななしさそ★56:三眼の実体顕微鏡じゃないと10倍なんて低倍率だと逆に厳しい気が。いや、対物×1もこの世にあるみたいですね(ぐぐりましたw) (4)

名前
コメント(※改行は省略されます)

※3回以上の連続書き込み不可
この記事のアクセス数: ↑B
[RSS]

→カテゴリー:#DIY顕微鏡(記事数:23)