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バイオハック・DIYバイオ・自宅で行うバイオ研究・自分の遺伝子をハックする方法

 IT・電子技術が歩んできたように遺伝子・バイオ技術も企業や大学の研究室を飛び出し自宅で取り扱える時代が来るはずです。かつて、有名IT企業が自宅のガレージから始まったように、個人が自宅でバイオテクノロジーの革命を起こす日はもうすぐ。
ここは大企業・研究機関に頼らないバイオ研究を志す''バイオハッカー''のためのページです。

 
2024.11.19(火)

ほぼレゴだけで作れる顕微鏡のパーツリストと組立方法が公開。3Dプリンター不要

↑BTW

発表したのはドイツの研究者。必要なレゴパーツは80個、それ以外はアクリルレンズ(2x) (diameter 34.5 mm, f = 106 mm)とガラスレンズ(diameter 18.0 mm, f = 26.5 mm)。

Category:#DIY顕微鏡

 Keyword:顕微鏡/352




2024.11.05(火)

ペルチェ素子3段重ねで-74度、5段重ねで-92度に到達出来る。自宅DIYバイオ用に超小型の細胞凍結保存用フリーザーは実現可能かもしれない。

↑BTW

下記の動画は良い動画ですね。

ただし5段でマイナス92度を達成した場合の最下段の消費電力は1層で100W(12V×7A)に到達しています。平均して常時100W消費する超低温フリーザーを実現した場合の電気代は月額3000円ぐらいになるはずです。

動画中ではペルチェ素子3段でも個々のペルチェに投入する電流を最適化することでマイナス74度まで到達しています。

動画中で使っている小型の3段ペルチェはこういうやつでしょうか?
1.5mLチューブ4本程度を凍結保存する装置ならもっと少ない消費電力で実現出来るかもしれません。

DIYするにあたり気を付けるTIPSとしては
  • 導電グリスも超低温では凍ってしまうものがあるので注意が必要
というのがあるようです。

Category:#バイオハッカー用実験器具 #DIYバイオ



2024.11.01(金)

キノコ栽培には青色ライトを与えた方が良いらしい。CO2濃度の管理も重要らしい

↑BTW

先日のスマート農業EXPOでもらった株式会社オムニア・コンチェルトのパンフレットなのですが青色LEDが良いような記述が



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Category:#キノコ栽培



2024.10.18(金)

科学雑誌「サイエンス」の表紙に大学などの研究室に所属せず自宅ラボで研究を行う高知県の女性が参加する研究が採用

↑BTW



しかしなんで日本でこういう事がニュースになる時、「こどもニュース」みたいな内容になるんだろうか、論文へのリンク貼ったら死ぬのか?論文のタイトル書いたら死ぬのか?英語使ったら死ぬのか?

論文はコレだね
取り上げられている萩野 恭子さんの論文リストはここ。すごい業績じゃん(汗)以前はアカデミアのラボに所属してきたけど、分野的に自宅で出来るのでとくに研究費を得ずに自宅でやっている感じかな。一人でやっている研究ではなく海外のアカデミアの人と盛んに共同研究している感じ。
これってDIY自宅研究というよりは、研究のリモートワークという部類なのかも。

Category:未分類



2024.10.10(木)

スマート農業EXPO 2024を見に行ってきた、明日(10/11)まで幕張メッセで開催中(写真23枚)

↑BTW

会場

とにかく広い!「農業WEEK」としてスマート農業EXPO、脱炭素SDGs EXPO、TOOL JAPAN、農業資材EXPO、ガーデン&アウトドアEXPOなどまとめてやっていたので全ブースを見て回るだけで3時間かかった。疲れた。1年じゃ使い切れないぐらいのボールペンとグッズを入手。

俺の好きな水耕栽培装置


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Category:#ワンルームで自給自足は可能か



2024.10.04(金)

LEDで室内シソ栽培(11日目)

↑BTW

現在の様子です(リアルタイムタイムラプス配信中)



↓1週間前の種を水に漬けて4日目の様子なのですが、少し水が濁ってカビている感じです。種を殺菌してから始めれば良かった。こちらはやっと発芽したところなのですが


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Category:#ワンルームで自給自足は可能か



2024.09.27(金)

3Dプリンターで枠組みを作って室内でのLED植物栽培をやってみる【シソを植えてタイムラプス配信中】

↑BTW



前回の続きです。

↓3Dプリンターで栽培のための枠を作ります。細部をアップグレードしやすいように、収納しやすいように組み立て式です。出力用のデータは後ほど公開します。


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Category:#ワンルームで自給自足は可能か



2024.09.20(金)

中国製の植物育成LEDライトが安価で完成度高くて素晴らしい

↑BTW



購入したのはこれ。1枚1000円

赤、青の個数比率が少し違うけどAmazonで1629円で売っているこれは同じものかな?
きちんと箱に入っている製品が送られてきました。


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Category:#ワンルームで自給自足は可能か



2024.09.12(木)

LEDを使った室内水耕栽培に必要な光量と最適な波長を比較実験しているサイト。野菜の苗1つあたり3W必要って感じかな?

↑BTW

まず波長に関して下記のページを見ると赤色でも、青色でも白色でも育っていますが、味や生育具合に差があり、青のみでは苦くなり、赤:青=3:1で、リビングで使うなら見た目をマイルドにするために白色を加えると良いみたいです。

また下記のサイトでは根の部分の「遮光」が必要かどうかを調査していますが、成長速度に影響は無いが、水に藻が生えるのを防ぐ効果が期待できるみたいです。
下記の動画では12000ルクス無いとレタスが徒長(茎が必要以上に伸びてしまう)ことが比較実験で示されています。
3WのLEDが100ルーメンと言われています。1ルーメンを1m2に照射すると1ルクスになる計算ですので、3WのLED1つの光を10cm四方の面積に集中させると1つで10000ルクスになる計算です。レタスなどの葉物を栽培するなら1苗あたり3Wあれば良さそうです。

設備をシンプルにすることを考えると1苗ごとに3WのパワーLED使いたいところだけど最初に書いたように単色LEDだと最適な波長にはならないな。1Wの赤2つ、白1つの3つで3Wぐらいが妥協点か?

18cm四方で20Wのこの中華のLEDパネルが928円で買えるからこれを使い捨てにするのが現実的には楽かな。

Category:#ワンルームで自給自足は可能か



2024.09.05(木)

今後目指したい統合培養システム(野菜、エビ、小魚、キノコ、培養肉)構想

↑BTW

こんな感じだな。


↓設置予定場所は現在こんな感じ。


構築すべき要素技術としては
(1)冷凍庫にチューブを通して冷却水を得る方法
(2)基本単位となる30cm四方のアクリルボックスの設計
(3)温度、光量等のモニタリングシステム(Raspberry pi活用かな)
(4)植物を栽培可能な高光度ライティングユニット、使う波長の調査
(5)タイムラプスモニタリングシステム(lapse-time.comを活用予定)
(6)送液量の微調整可能な送液システム。
(7)送液量のモニタリングシステム
(8)随時滅菌のためのオンサイトUV滅菌、ろ過システム

今年の夏を考えると、加温だけじゃなく、冷却システムもいるね。我が家には海水水槽用の小型液体クーラーもあるけど、冷凍庫に細いチューブを循環させて冷却水を得られないかな。電気代的にも市販の冷蔵庫に頼るのは悪くないはず。

培養肉は手軽に肉を量産培養出来る目途は無いけどどこかに美味しく食べれる肉腫細胞株とか無いのかね?

ワンルームで自給自足出来るのかにチャレンジしたい。

Category:#ワンルームで自給自足は可能か