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バイオハック・DIYバイオ・自宅で行うバイオ研究・自分の遺伝子をハックする方法

 IT・電子技術が歩んできたように遺伝子・バイオ技術も企業や大学の研究室を飛び出し自宅で取り扱える時代が来るはずです。かつて、有名IT企業が自宅のガレージから始まったように、個人が自宅でバイオテクノロジーの革命を起こす日はもうすぐ。
ここは大企業・研究機関に頼らないバイオ研究を志す''バイオハッカー''のためのページです。

 
2024.04.17(水)

現代科学の粋を結集してDIY培養脱出用ゴーレムを作る

↑BTW

レルネン氏の方法とは異なると思いますが。現代のバイオテクノロジーを使い自宅で脱出用ゴーレムを作ってみました。十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない(Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic/アーサーCクラーク)と言いますしね。


↓これのメイキングです。


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Category:未分類

 Keyword:合成生物学/15




2024.04.10(水)

テラリウムできのこを育てる方法を説明する「部屋で楽しむきのこリウムの世界」

↑BTW



これ

前回に続き自宅DIYキノコ栽培の本を調べています。

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Category:#キノコ栽培



2024.04.03(水)

紅麹(べにこうじ)のDIY培養方法

↑BTW

俺、塩麹チャーハン大好きなんだよね。ご飯と塩麹をちょっと入れて炒めるだけで美味い。紅麹は意識して食したことが無いんだけど、紅麹でチャーハン作ると、ご飯に色もついてまたちょっと変わった味がするのか試してみたなーと

ここに紅麹を培養する方法が掲載された特許がある

培地としては乾燥麦麹を水に溶かし55度12時間インキュベートしたものをろ過&滅菌した「麦麹糖化液」を使っているね。これに紅麹菌(ここで使っているのはMonascus Polosus IFO 4520)を植菌し35度で7日間培養。これで乾燥菌体重量4.1〜50g/Lまでいくらしい。

次に2段階目の培養として、大麦を1時間蒸し、でんぷんをα化したのち、前述の前培養液をかけて38度、湿度85%で5日間培養して作っている。

別の菌が増えないように気を付ける以外は注意するところも無い感じだな。

紅麹手作りキットも売っていたみたいだけど、小林製薬とは何の関係もないのに、とばっちりを恐れて自主回収してる
下記ページを見ると紅麹って薬効もあるけど、欧州の当局にもともと安全性グレー扱いされていたり、色素に含まれる毒性が分かっていたりとリスク&ベネフィット分かっていたんだね。
まあ「毒は量が作る」という薬学の名言が示す通り、そんなものをサプリメントとして大量に継続摂取したのが問題で、食品を否定するものでは無いのかもしれないのは間違いないと思うけどね。長い長い歴史があるわけだし。
今、紅麹の種菌を入手するのは困難かもしれないな。あ、普通に売ってる
つか、沖縄の「豆腐よう」は紅麹の色らしい。これで良い気がしてきた

Category:未分類



2024.03.29(金)

NHK趣味の園芸がキノコ栽培にまで手を伸ばす「やさいの時間2023年12月〜2024年1月号」

↑BTW

買ってしまった。



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Category:#キノコ栽培



2024.03.22(金)

Rosco CalColorの吸収スペクトルを公開しているカラーフィルターを使ってスマホで蛍光観察が出来る。

↑BTW


出典:A low-cost smartphone fluorescence microscope for research, life science education, and STEM outreach, Scientific Reports volume 13, Article number: 2722 (2023)

EGFPの観察をラベンダー色のフィルター(R4990)を通して被写体に当てて、R14(オレンジ)とR312(黄色)のフィルターを通して撮影って感じ。

また赤色蛍光は緑色LEDの光をR88(黄緑)とR89(緑)のフィルターを通して被写体に当て、R19(赤)フィルター×2を通して撮影

しかしフィルター1枚に1万円以上は出したくないな。分光光度計があればそのへんで安価に売られているカラーフィルターから適切なフィルターを見つけ出し活用出来るんだが。

Category:#DIY顕微鏡

 Keyword:分光/13 顕微鏡/317



2024.03.15(金)

デジタル観察専用DIY倒立顕微鏡の作製その2〜ステージとライティング部分

↑BTW

ステージと、ライティングのためステージから取り外し可能なパーツを追加しています。

設計はOpenSCADです。以前まではこういうパーツの設計はFusion360でやっていたのですがどうも構造の微調整がやりにくいのでOpenSCADに移行しました。Fusion360の使用経験が浅いせいかもしれませんが、一部のサイズをいじると全体のサイズ変更が反映されるようにしないとやってられないのですが、それを気にしてFusion360を使うのが難しい。。

ライティングパーツはなんちゃって位相差というか偏照明を実現するためにフィルターを入れられるように設計しています。この照明部分にレンズ無しの構造で意味あるんだろうか・・分からん。

↓本記事はこれの続きです。

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Category:#DIY顕微鏡



2024.03.07(木)

空間を37℃一定に保つマイクロインキュベーターユニットをアップグレード中(version 4に向けて)

↑BTW



以前に公開した顕微鏡上でのタイムラプス撮影などにも使用出来る小型インキュベーターversion 3.0のヒーターユニットの改良を進めています。

改良したいポイントは2つあり
★理由1:制御パネルとヒーター部分を独立させたい
→湿度100%のインキュベーター内に制御電子回路を放置しておくのはちょっと気になってます。

★理由2:熱変動を小さくしたい。
→現在使用している安価な制御ユニットは絶妙な温度制御が可能となるPWM制御などは行われておらず、ヒーターをON/OFFするだけの装置です。ゆえに37℃一定といっても35〜39℃ぐらいを行ったり来たりします。この振れ幅をなるべく小さくしたい。安価な制御ユニットを使いつつ、ヒーターの熱をより効率よくインキュベーター内に広げられるようにすれば安定するかなと思いました。

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Category:#小型インキュベーター



2024.03.01(金)

3Dプリンターで作るマイクロピペット「Adjustable Volume Straw Pipette」

↑BTW

これはなかなか便利そう。ストローを使い、パッキンの代わりに風船のゴムを使うようです。ストロー部分が簡単に交換出来るのか判別出来ませんでした。
ストロー部分を簡単に交換して使い捨てに出来るのであればストローは事前に次亜塩素酸などに漬け込んで滅菌しておくなどの方法で無菌性が必要な実験にも使えそうだなと思ったのですが。



Category:#バイオハッカー用実験器具 #DIYバイオ



2024.02.22(木)

自宅におけるマイナス80度冷凍庫の最低価格はこの25万円か?

↑BTW

卓上サイズで自宅に置くには悪く無いサイズ感なんだけど、ちょっと高いね。
消費電力は300W程度とのことで、月額電気代は6000円ぐらいかな?

バイアル10本分ぐらいしか入らない極小スペースでも良いので超低温で保てる装置とか無いモノだろうか。

Category:未分類



2024.02.15(木)

TENGAメンズルーペ(スマホ用精子観察キット)をDIYバイオ用途に使ってみる。拡大倍率の確認

↑BTW

↓これ


Amazonで買ったんだけど、最近子供達が自分のオモチャが届いたんだじゃないかと勝手に開封するのでちょっとドキドキ


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Category:#DIY顕微鏡